詩「涙から生まれる２」
涙から生まれる想いは
まだ
憎しみや寂しさや
過ごした時間の虚しさや
アホみたいに撮った
携帯画像で
タンポポ一つで
あんなにも
幸せな気持ちになれたのに
砂浜を歩く
足元の貝が割れていて
涙がまたこぼれる
涙から生まれる想いは
まだ
思い出というには
近くにありすぎて
抱きしめると
心の色も染まりそうで
あなたの嫌いと言った
煙草を買って
火をつけようと
かちかちやって
風に邪魔されて
また涙がこぼれて
頭の上には
灰色の雲
いっそのこと
ざあざあ降ってくれればいいのに
何とか持ちこたえて
目を閉じて帰り道をさがす
The feelings born from tears are still hatred,
loneliness,
the emptiness of the time we spent together,
and the silly cell phone pictures we took.
With just a single dandelion,
I could feel so happy.
Walking on the sandy beach,
stepping on broken shells,
tears fall once again.
The feelings born from tears are still too close to be called memories.
If I embrace them,
my heart might also change color.
Buying the cigarettes you said you hated,
trying to light one,
but the wind interferes, and tears fall again.
Above my head,
gray clouds hang.
I wish they would just pour down rain.
Barely holding back,
I close my eyes and search for my way home.
〜創作日記〜
同じタイトルの詩が２つありました。
１つポイするところでした。
２つ目は長かったので半分こにしました。
ほんと、昔書いた文章を覚えていません。
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