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小入川第2鉄橋(ジオサイト)
五能線リゾートしらかみのポスターにもなっている、小入川第2鉄橋は、撮り鉄の人たちにも人気のスポットです。
川の奥上に見える赤い橋は国道101線になっていて、ここから撮った写真が五能線のポスターになっています。
前は、道路脇に車を停めて写真を撮っていましたが、今は15台ほど車が停められる駐車場があります。
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この鉄橋は、大正11年に着工し大正15年に完成しました。
鉄橋は橋台8基・長さ174.47m・高さ最高24.69mとなっています。当時では珍しい井筒工の造りだそうで、その周りには男鹿半島から運んできた「男鹿安山岩」を使用しています。
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小入川地区は、銀山で栄えた地域です。詳しいことは、また別の機会に書こうと思っていますが、その銀山が廃山になったことにより交通の便が悪かった小入川地区は、陸の孤島となってしまいました。
鉄道が通ったことで、人々が行きかえるようになって小入川地区の人々は喜んだそうです。
小入川第2鉄橋は、昭和58年(1983年)に起きた日本海中部地震で津波が来たときも、なんともなかったそうです。
それにしても、大正時代によくこんな鉄橋を作ったもんだなぁ~と橋台を見ながら思っていました。
それでは、この辺で!
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