ほうじ茶パウダーでほうじ茶スイーツ。
長年ご愛顧頂いている当店の高級ほうじ茶、『極みほうじ茶 しらおれ』です。
一番茶(主にかぶせ茶)の茎の部分のみを使用していて、焙煎もあえての浅めなので、普通のほうじ茶よりも爽やかな焙煎香、甘さ、旨味が際立っていると思います。
これを粉末にしてみました。
もうすぐ新商品として売り出す予定です。
お湯に溶かしてほうじ茶として飲む、という用途が普通で、それもうまいんですが、別の推し方も考えています。寧ろこっちの方が良いような気もしています。
みなさんご存知かと思いますが、ほうじ茶は牛乳や豆乳を使ったスイーツとの相性がすごくいいんです。粉末にする事でスイーツにも使いやすくなっています。
例えばほうじ茶シフォンケーキ
ここ2~3カ月で10台くらい食ってるw
作るたびに精度が上がり、もはや店レベルか!?
画像には無いけど生クリームを添えていただくのがおすすめ。
17cmのシフォンケーキ型を使用して、普通の作り方で作っています。使用するほうじ茶パウダーの量だけ試行錯誤しました。
うちでは最終的に8gが良いという事になりましたが、ほうじ茶パウダーの量はお好みで調整して良いでしょう。
あたかも自分で作ったかのように言っていますが、すべて当店女性陣のなせる業です。自分は食うだけ。賢明なる読者諸兄には説明不要な事だと思いますが。スペシャルサンクス女性陣。
ほうじ茶のパウンドケーキ。生クリーム添え。
これも普通のパウンドケーキの作り方で作りました。
18cmのパウンドケーキ型で作る場合、約5gのほうじ茶パウダーを使います。店レベル!うまし!!
ほうじ茶ティラミス。後ろはティラミスっぽいけど苔ですw
普通のティラミスの作り方です。
エスプレッソの代わりにほうじ茶パウダーを濃いめに溶かした液を使用です。液は甘くしてあります。市販のビスケットを甘い焙茶汁に浸け込んで底に敷いてあります。仕上げにほうじ茶パウダーをふりかけました。
使うチーズですが、マスカルポーネチーズとクリームチーズの両方で作ってみたんですが、自分はクリームチーズの方が好みでした。
うまい・・・!!このティラミス・・・!!
好きっ・・・!普通のティラミスよりも・・・!!!
と、福本伸行的に思わせる味でした。
圧倒的口福っ···!
シフォンケーキやパウンドケーキは食べなくても想像できる味のような気がしますが、これは是非作って食べてみてほしい。
他にもほうじ茶ラテなんかも作ってみましたが、うまかったです。
ほうじ茶ラテは茶葉を煮出して作る場合は別ですが、ほうじ茶パウダーを溶かして使う場合、パウダーの粒度が粗いと、飲んだ時の口当たりが気になる場合もあると思いますが、この商品は粉末の細さにこだわりましたので、その辺もほとんど気になりませんでした。身びいきかもしれませんが、うちのほうじ茶パウダーは他に比べて味も濃いと思う。
ラテの画像はなしです。スミマセン。またの機会に紹介します。
いろいろ作ってみましたが、ほうじ茶の持味が乳的な素材との絶妙なマッチングを生み出していると感じました。
とくにこのほうじ茶パウダーは茎の部分の香ばしさや甘さ、焙煎が浅めの爽やかな焙煎香が相乗効果となって良い方向に作用したと思います。
早めの商品化に向けてがんばります。
興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい!
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番外編
ホコリが苦手です。というか、れっきとしたホコリアレルギーです。
工場を稼働させてると普通のホコリとは違う、お茶由来のホコリがみるみる積もります。空中にも大量浮遊!通称『茶ボコリ』。
お茶から出る『茶ボコリ』
現在当店再生工場では、仕入れた二番茶の荒茶を仕上げまくっています。
稼働時は茶ボコリが大量に舞い散ります。そして吸い込んでアレルギー症状が出ます。量が多いし細かすぎてマスクでは防ぎきれません。避けてたら仕事もできないし。
お茶屋なのにお茶由来のホコリを敵認定してしまう自分の仕様がかなり残念です⤵過去には鼻詰まりで苦しく、クシャミも止まらなくなって機械を止めて休んでいると、会長に「まったく・・・!仕事になんねーなー!!」と吐き捨てられた事もありました⤵自分の宿命を呪いたい。
暴言の彼!
今は毎日薬を飲んだり毎月通院して減感作療法をやったりして、だましだましやれているんですが、辛い時は辛い。
そんな中、良いものを発見しました。
これです!
鼻に直接挿入!
数日前から使い始めているんですが、マスクと併用してとても良い効果を体感しています。思ったより苦しくならないし、洗って数日間使えるのもコスト的に助かります。もっと早く知っときたかった。
付けると鼻の穴が膨らんで、若干の与作感というか、ちらし感というか北島感は出てしまいますが、これはやむなし。でしょう。