#私のための梅仕事備忘録 ~青梅追熟問題
梅の塩漬け前にやること
さて、まず梅は塩漬けする前のお決まりの手順は↓
1.追熟する
2.梅のへたをとる
2.水に6時間ほどつけて灰汁を抜く
梅干しの梅は完熟状態の梅を使います。
なので青梅はふっくらと黄色くなるまで2~4日くらいおいて完熟状態にします。
2020年、追熟事件
例年と同じく、ざるのうえに広げ、待つ。
待つ....待つ....待つこと4日
なかなか追熟が進まない。どころか、なんか傷んできた....(半泣)
しかも、カビまで生えて....(号泣)
結果、傷んだ梅と仕分けたところ、2kgあった青梅で梅干しにできるのは800g!半分以上ダメになった....(気絶しそう)
今年は梅を取り寄せただけ、ショックが大きく...
Twitterでぼやいたところ、2020年の梅は不作で、追熟がうまくいってない人が他にも...。今井さんはさすがベテラン、気持ちの切り替え、リカバリー力がすばらしい。
追熟の難しさ、実は初めて知りました...今まで苦労知らずでした...
他にも、追熟についてはまた色んな情報をいただき。
とにかく、追熟は難しいということがわかったので、少し高くても今後は完熟梅を購入することを決意!
追熟関連Tips
追熟に関して、皆様のお知恵を色々お寄せ頂きました。
忘れないよう貼り付けておきます。
★ヘタを先に取っちゃダメ!→追熟中、手持ち無沙汰で取ってしまった...
★平らに風通しよく並べて→重ねてました...(涙)
★追熟にリンゴが効果的!→なんとリンゴはジャガイモ以外にも効果あり
★熟したものから漬け込むといい→なるほど!その通り!
★熱湯で強制追熟→初めてききました(驚)
完熟梅万歳
木成り完熟梅はもう完熟なのですぐ塩漬けができます。
上記の様な追熟失敗でのロスがないので、購入時は割高感あってももしかするとお得かもしれない...。
しかも、青梅と違い、ヘタがありませんので作業がさらに楽ちん。
欠点は手に入れたら作業をしなきゃなので、スケジュールがパンパンだとつらいかも。(大した作業じゃないけど)
あく抜きは不要論
水に漬けて灰汁を抜く工程、実はいらない?
この梅を水につける様子、よくインスタで流れてきますよね~。
梅干しの定番レシピでは、「梅を水に3~4時間ほど漬けて灰汁を抜く」工程があります。実は私、その3~4時間で引き上げなければならぬのに、うっかり宴会でもりあがり、酔っ払ってとりだし忘れて12時間後、見たところ、な、な、なんと!梅が傷んでいる!!!!(号泣)
この悲しみをTwitterにアップしたところ、またも有益な情報が続々と!
「水につける必要はない(あく抜き不要)」という人が何人も。
梅酢があがりやすいように塩漬けする前にまな板の上で転がすという方がおり、影響されて、真面目にやってみましたが、これは力加減を間違えて梅を傷つけてしまいました。ちなみに、その工程がなくてもすぐ梅酢があがるので来年からはやらなくてよしと判断。
今まで、梅酢があがらなかった経験ないのですが、そんなにあがらないことってあるんでしょうかね....
梅は焼酎で丸洗いでOK!
ありがとうございます!
冷蔵で届いて、常温に戻して2日たった梅でしたが...
焼酎で丸洗い!!!簡単でいいですね。
(焼酎を含ませたふきんで拭いてました)次回は焼酎で丸洗いします!
梅って、デリケートなんですね~。
と、いうわけで、残念な状態になってしまった梅はとりあえず、冷凍して、後日ジャムにしました。普段ジャムを食べる習慣がない(ダイエッターだし)のでもう梅をだめにしたときは悲劇以外の何物でもないです。(美味しかったけど)来年こそは!
#私のための梅仕事備忘録目次
#私のための梅仕事備忘録 -梅の購入問題
#私のための梅仕事備忘録 ~青梅追熟問題
#私のための梅仕事備忘録 ~梅の塩分問題
#私のための梅仕事備忘録~赤しそ問題
#私のための梅仕事備忘録~土用干し問題
#私のための梅仕事備忘録~梅干しの保管問題