【解決】どうしてこんなにも大変なのかvol.6
何か取り組んだ時に周りから褒めてほしい人がいます。本人は上手くいっているから機嫌が良いです。しかし少しでも期待通りにならなかったり、思い通りにことが運ばないとやる気がなくなります。時には話を報告した人のせいだと思います。話した時に色々アドバイスをしなかった周りが悪いんだと思います。
周りのせいだと思う時、他責思考になっています。当の本人は他責思考なことに気づいていません。みんなが自分に親切にするのは当たり前だと思っています。周りが自分の機嫌を取って毎日ハッピーにすることは当然だと思っています。
他責思考であると、何だか大変な状態になります。それは周りが課題を解決してくれると思っているからです。周りに話をすることで、自分が嫌なことを取り去ってくれると思っています。これまでもそうでした。そのため次もそうしてくれると信じているのです。この信じる気持ちこそ、周りを信頼している気持ちだと捉えています。自分は周りから大切にされていると感じます。しかしこの大切にされているという気持ちはエゴです。ひとりよがりです。感じ方は人それぞれですが、自分は大切にされているという感覚は人に何かされて得られるものではありません。相手がいなくても何か自分にせずとも感じられる感覚なのです。
他責思考を自責思考にするにはゆっくりと休むことです。これまでは環境による苦しいことが多くありました。自分にはどうしようもできませんでした。そのために蘇生術として周りに頼る生き方を選択したのです。自分では抱えきれない責任、負担、ストレスを周りに共有することで、今日までやってきたのです。
自責思考になると、なぜか人生が好転します。これまではいい家に住みたい、美味しいものが食べたいと思っても叶わなかったのに、叶うようになります。何かやってもあまり集中できなかったのに、自ら率先して取り組めるようになります。夢中になって取り組んでいるうちに、結果が出ています。これまでは自分から周りに評価してとアプローチしなければならなかったのに、その必要がなくなります。皆んなに自然と認められるのです。そうして自分の大事なことで、得意なことで好きなことを主に取り組む生活になっています。かつてはなりたかったけどなれなかった自分になっています。他責思考の時には想像もできなかったユニークな子供らしくイキイキとした自分になっています。
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