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酒を辞めたくて辞めたくてやめることができなかった私がついに辞めた理由とは。

こんにちはシラフです!

ワインが大好きで毎日一人で飲んでいました。

お気に入りのワイングラスを買って準備は万端!!

最初は美味しいワインを試飲して購入して、少し頂く程度でした。

お洒落な雰囲気を楽しむファッションアイテムのような感覚、ワインが似合うねと言われると「そうでしょ」と心の中はドヤ顔でした😭

ワインが美味しくて、お洒落でリーズナブルなお店を探しては、友だちと待ち合わせて出かけて行ってました。

ところが、ある時からお洒落なんて二の次になり、酔っ払う感覚そのものが楽しくなり、酔うと帰宅がめんどくさくなるので家で飲むようになりました。

夕飯を作る早い段階から飲み始めて、一人で上機嫌。

最初は1〜2杯で満足していたのがワインボトル半分飲むようになり、たまに一本飲み切ってしまい後悔する日々。

そんなことを繰り返すうちに、少量では酔えなくなってしまっていた。

毎日3杯は当たり前(楽しく飲んでいたのは外でみんなでワイワイしていた最初の頃だけ)←そもそも楽しく飲んでるという思い込み。

アルコールなんて体に入れてはいけない。

コマーシャルなどに爽快感を洗脳されてるだけで、あんなもん体に入れて何になった?

プラスになったことは一つもありません、そうです、時間とお金や若さ、あらゆるものを奪われます。

少し極端な表現をします。

この段階でこわくなった私が調べて、たどり着いた記事でショックを受けた言葉。

《知らないうちに人に迷惑をかけて、酒の成れの果ては依存症へまっしぐら、最後は人間やめますか?酒やめますか?という道が待っている》でした。

その時に自分で選択する意思は、もはやもてるはずもありません。

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ワイン好きのわたしの人生が始まって2年目くらいから一人飲みが始まり、ちょうど3年くらいが経ったのかな(もう最初の1〜2杯は水のようにグイグイ飲むようになっていました)

わかってるんですよ、もしかしたら依存症なんじゃないかな?ってことは。

もしかしたら飲み過ぎかな?

辞めた方がいいのかな?

本当に辞めたくなったらやめるだろう。

これだけ飲んでも元気にやってる人はやってるよな。

人生好きなことして生きた方がいいよな。

いろんなことを考えながら、辞める理由を探してるフリをして、飲む理由を探していました。

辞めたくて辞めたくて仕方がない、でも絶対に辞めたくない、いったいどうすればいいんだ。

ついに飲んでも良い気分になれなくなってきました。

シンドイ。。。

しんどさを紛らわす為にもっと飲まなくては、そして酔っ払っては無意識に暴言を吐くようになった。

普段はご機嫌で過ごしてるつもりで、飲んだら誰かの悪口を言ったり、旦那に対して理不尽な怒りをぶつけたりした。

この段階ではもはやコントロールできません。

酔ってしまったら、自分で何を言っているのか分からない、おかしなことを言ってるのは分かるけど止められない、ひたすら怒りだけは湧きあがってくる。

そして次の日にはケロリ。

それにしてもそんな自分に疲れる、昼間は起きているのがめんどくさい、やる気がでない、人と関わりたくない。

約束しては断り、体力もなくなり、歩く気力もなく散歩に出てもすぐに帰ってきてしまう、ここ数日は家で眠ってる時間が多くなった。

夕方になると、そろそろお酒が飲める嬉しさで少し良い気分になり、またアルコールを摂取して痛みを味わう。

全く美味しくない。

肝臓もイヤがってるのが分かる。

それに太ってしまった、2年前より10キロも、アルコールを消化する為に全てのエネルギーが使われて、もう食べ物を消化する余力が残っていない。

自分には分かる、このまま行ったら死ぬな、

不安になることが多くなり、人を避けるようになってきた、夜は悪夢に悩まされて怖くて起きる。

それでも酒はやめられない。

おとといついに何も悪くない旦那のことを死ねばいいのにとか思ったりした、わたしは頭がおかしいのか?

そうか、酒のせいか。

これは辞めないとわたしはこの幸せな家庭を酒のせいで壊してしまいかねない、誰か助けて。

アルコール依存から抜け出した人の書いたブログをひたすら読んだ、自助グループに通ってる人の話も聞いた、動画も見た。

それでも私が心の奥で探していたのは、誰か「飲んでもいいよ」と言ってくれないか?でした。

結論としては見つかりませんでした、と同時に「お酒、辞めな」と言ってくれる人もいない、酒でここまで苦しんでいることは外からは見えない、あまり飲んでないフリもするから気づかれない。

完全に依存症という“病気”である。

ここまで来たら本人が自分で依存症であることを認めて、辞めたい「辞める」と決めない限り絶対に辞めることはできない。

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そういえば、自助グループの人に以前聞いた。

「酒、いつ辞めたらいいの??」

「辞めた方がいいかなと自分が思い始めた時が辞め時」

うわーーーー😭これは響いた!!わたしのことだ、今がタイミングだ、ここで辞めなきゃ、全てを失う。

そして、仮にすっかり辞めて、もう大丈夫だろうと思い「一杯くらい大丈夫だろう」と飲んだたった一杯が「一級の最悪の状態に一瞬で引き戻す力がある」のが依存症の怖さ、これが酒の正体。

辞めるんじゃなくて、飲まない人になる必要がある。

もう後がない、まだ生きたい。

ついに苦しさから逃れたい、アルコール依存症の自分を認めた。(この認めるのが怖いんよね、分かってくれる人が欲しいよね)

そして旦那に言った。

「アルコール依存だわ、家庭も人生も終わるまもなく死ぬと思ってます」と。

「ひとまず今ある酒を捨てます、今日から飲む時間に違うことをやってみます。」

そしたら旦那が「ちゃんと病院行ったほうがいいのかな?」と聞いてきた。

イヤイヤ病院なんか行ってたまるか、わたしは自分で自分の脳を騙して、当たり前の習慣を変えていく。

「もともと飲まなかった人なんだ」と脳が勘違いするように、やることやらないことを決めて行動すればいい。

その時間に風呂に入ったり踊ったり、本を読んだり、ドーパミンを出せばいいだけだよな、良い気分を創り出そう。

心を動かすんじゃなく、行動。

もちろん残っていた酒は全て捨てた。

旦那は「僕も酒辞めるわ、一緒に取り組もう」と言った、なんて物静かで優しい人なんだ。

そんなわけで、シラフな新しい人生のスタート一日目!!!この決断をした自分を褒めてあげよう。

夜中に悪夢は見たけど、朝からメチャクチャ爽やかに目が覚めることができた、疲れた、シンドイ、やる気がでないということはなかった。

そのまま瞑想音楽をかけて白湯を飲んだ、こんなことできるんだと自分でもビックリ...

暗闇から太陽の光に出会ったように良い気分の今日、すでにこんなに違うのか、今後一生飲むことはないだろう、バイナラ〜👋

わたしはこれから酒に苦しむ人の話を聞いてあげようと思う、世の中の虐待は過去の体験経験も影響するが、ほぼ酒のせいであろう。

うちの父も虐待する人だった、よくよく考えたら毎日酒を飲んでいた。

酒はたくさん飲むかどうかじゃないんだ、一杯でも毎日続けて飲んでいたら依存症になります、必ず。(早いか遅いかだけ、だいたい2年〜60年)

恐ろしいアイテムです。

しかし恐れずに、事実をちゃんと知って、美しい世界を歩き始めよう、初めの一歩今日一日をまず乗り越えよう。

大丈夫!!!

こんなにも辞めれない、辞めたくないと強烈に思っている私でも、辞める決断ができた。

今日飲まなかったらその自分を褒める、その繰り返し。

がんばるのではなく思考を変えて、洗脳されていた脳を騙しながら酒がいらない身体へと移行していく。

大丈夫、なんとかなる。

ここで出会えたからあなたも辞めることができる。

我慢するのではない、認識を変える。

今日からシラフ!!!!!





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