心の傷
ふと自分の心の傷を思い出し、胸を痛めることがある。
けどそれは、自分が受けた傷ではなく、自分が誰かを傷つけたという心の傷だ。その誰かが私の嫌いな人でない場合があるのもまた厄介だ。
受けた傷より、与えた傷を悔やむことで生じる傷の方が遥かに根深い。
誰かに与えた傷は必ず自分に跳ね返ってくる。
ただ、だからこそ二度と人を傷つけまいと大人として成長する。
誰かのために傷つくことを恐れない人間として成長する。
どうやら私は書く記事がないと、ぽえむに逃げる性分のようだ。
そう思い、またひとつ胸を痛める。