一歩(”なんか体調悪い”はズルじゃなかった・25)
2学期に入った頃、
「3年生は学校に行こうかな」
と言い始めた息子。
その言葉を実現させる為にこつこつ頑張っています(本人が)。
1.決まった時間に起きる
以前は日の出とともに目が覚めてたらしく、
「爺ちゃんか!」というほど早起していた彼が、
起立性障害で起き上がれなくなっていました。
まず、決まった時間(8時)に起きる努力から始めました。
「決まった時間に起きて一日のリズムを作る為に、
寝る時間を決めるよりも起きる時間を決めた方がよい」 と
専門の方からアドバイスを受けたからです。
考えてみれば大人も同じことやってますよね。
前日に飲み会で遅くなったとしても、
ゲームでつい夜更かししちゃったとしても、
出社時間を守る為に辛くても起きて支度してますよね。
2.朝は自習(スタサプ閲覧)&夜はワークと単語
少しずつ机に向かう習慣作りと体力づくりをしています。
「学校のワークがずっと手付かずで勿体ない!」と勿体ないお化けな私が、
1日2ページ×3教科のワーク
と
6単語ずつ英単語を書く
という、辛いのか辛くないのか微妙なラインのルールを作りました。
ワークで問題を解く練習ができたことで
スタサプの知識がどれくらい身についているのか
自他ともに分かりやすくなりました。
予想通り、社会はほぼ問題なしで、
他の教科は努力が必要な状況です。
数学が分からないとイライラする息子には
「分からない時は答えを見て解き方を覚えていい。
その為のワークなんだよ。」
と小学校時代の担任の先生の指導を真似て伝えています。
知らない・分からないから勉強してるんだからそれで充分!(*'▽')
コツコツ進めて追いつくといいなぁ~。
3.一日&今後のスケジュールを表にする
ASDの特性の一つですが、
『将来を見通すことが苦手』です。
これには、”未来を見える化” することで理解しやすくなります。
一日のスケジュール(一時間毎)と、 ← 守れなくても目標で☺
学校に復帰するまでの大まかなスケジュールを作成して、
毎日と今後の見通しが分かりやすくなるようにしました。
ASD特性上、決められたことができないと自分に苛々して負担になるので
「今日は守れなくても次の日は頑張ろう」で進めています。
4.不登校の生徒さんが通う場所に行ってみる
不登校のお子さんが無理なく通える場所があるので、
息子と二人で見学&面談、体験をしてきました。
通う為の手続きをして、少しずつ始める予定です。
見学の時も体験の時も抵抗がなかったようなので、
学校へ通う為の練習ができるといいなと思っています。
昨年、体調を崩して不登校を選択した時とは
表情も気力も見違えるようによくなった彼を
これからも家族全員で応援していこうと思っています。
2020年の投稿はこれが最後になります。
初めましての方も、いつも来て下さる方も
ありがとうございました。
コロナで辛い状況は続いていますが、
お体に気を付けてよいお年をお過ごしください。
画像はお借りしました。ありがとうございました☆
最後まで読んで下さってありがとうございました!