違うからいい(*'▽')ノ
🌺 思い出の場所 🌺
数年前に山登りが好きな(私の)両親とうちの家族で
高尾山に行きました。
「山登りしてみたい!」
と言っていた息子は凄く楽しみにしていて、
準備も当日の早起きもテンションが高かったです( *´艸`)
登りは駅からずっと延々と歩き続け、
下りは私と娘が楽しくズルをして(ロープウェー)、
他の体力ある組は楽しく歩いて&走ってました。
「 暑い中を頑張って登ったなぁ~ 」というのが私の思い出(王道)。
両親にとっては、「孫や娘夫婦との楽しい山登りの思い出」。
ガラになく、「全員で写真撮ろうよ!」って言いだしてました(*'▽')
👇
頂上で撮った家族写真も、いい思い出だったそうです(王道)。
旦那さんは、
「 暑くて汗いっぱいだったけど、
めったにない体験で楽しかったなぁ」
という思い出(王道)。
息子は、「 昼食に食べた鮎の塩焼きが美味しかった」
という
山登りじゃないところの思い出(ズレてる)。
「 あんなに楽しみにしてた山登りが思い出じゃないんかいっ」
と笑えました ( *´艸`)
娘は、「ロープウェーが楽しかった!」
という思い出(ちょっとだけズレてる)。
ささやかな山登り体験を通して、
皆の思い出が全然違うのが面白いです。
🏫 もし学校の遠足だったら
これが学校企画の遠足だった場合、
後日、絶対に書かされる感想文的なものは
” 山登りから山下りの間の時間に起きたことが望ましい ”
とされるだろうし、
『 暑くてばてた。もう山登りしない 』
というバカ正直な感想より
『 辛かったけど頑張って登り切れた。達成感があった 』
という感想の方が好まれるし、
『 今度はもっと高い山に挑戦したいです 』
という前向きな発言で締めれば
きっと更にいい評価になると思います。
だけど、
評価狙いミエミエの王道な創作を読まされるの
いい加減、飽きません?
「はいはい、わかった。君はとてもいい子なんだね」
なんて揶揄したくなります。
👆
出た!ブラック母モード炸裂 (; ・`д・´)
定石じゃなくていいんです。
美味しかった鮎の塩焼きの話がいいんです。
ズルして楽しかったロープウェーの話がいいんです。
評価されなくても本当の気持ちが書いてある方がいい。
「 表彰されるようなお利口な作文も読書感想文も書かなくていい。
思った通りを正直に書いてあるほうが読んでて楽しい。 」
と小学1年生の夏休み辺りからずっと言い続けています。
評価される感想文の書き方も教えたうえで、敢えてそう言います。
同じことを体験しても
それぞれ感想が違うのが面白い。
全員が王道作文を書いてきたらドン引きです。
そんな大人が望むいい子に矯正しなくていいから
ありのままの気持ちを教えて欲しい。
いいんだよ。
『大人の前でだけいい子』じゃなくたって。
「 セミの抜け殻を集めて100グラム500円でメルカリに売ったけど、 なぜかひとつも売れませんでした。」
なんて作文あったら、大笑いで花丸あげちゃうよ(*'▽')ノ
夏休み(の宿題)が近くなるたびに
毎年、そう思います(*^_^*)
2022/02/04 過去記事をリメイクしました( *´艸`)
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