染め直し事例①LV財布-4仕上げ
顔料の塗布が終わり、
すっかり綺麗になりました。
コーティング
色止めのためにスプレーを吹き付けます。
材料選びと吹き付け方でツヤ感の調整を行います。例えば、エルメスの型押し素材のバーキンがギラギラのツヤツヤだったり、シャネルのマトラッセがツヤ感ゼロだったりしたら、きっと違和感が出ると思います。
とは言え、ツヤ感に関してはお客様の好みもあると思いますので、出来る限りニーズにお応えした仕上げを施します。
金具を磨く
顔料やコーティング材が付着していたりするので、最後に金具を磨きます。
ケアクリームを塗布
最後に革のケアクリームを塗布して完成です。
完成
きれいに蘇りました。
革の染色師 サエコ