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これが「アイドル」天海春香のステージだ【エキスポライブ】
こんばんは、しおさいです。
12月14日に行われましたTHE IDOLM@STER M@STER EXPO LIVE SHOWCASE HARUKA AMAMI SOLO LIVE "START" 現地参戦してきました。
天海春香担当Pとしてこれは何としても行かなければならないと思って過ごしてきたので、無事現地に行けてほっとしています。
本稿では、深く考えすぎず現時点での感想を書いていきたいと思います。大急ぎで書いたのでめちゃくちゃ読みづらいです、ごめんなさい。
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このサイト、身の回りのことを何でもかんでも書いてしまうためそもそもTHE IDOLM@STER EXPOって何ぞや? という読者の方もいらっしゃるかもしれないので、まずその説明からしておきます。
略称「アイマスエキスポ」というこのイベントは、ゲームを起点に展開されるアイドルコンテンツ「アイドルマスター」のイベントです。「みんなで”アイ”を集めて みんなでつくる みんなのための 一大アイマスイベント」と銘打って開催されたアイマスエキスポは、ライブや展示などアイマスのあらゆるものが集まったイベントとなっており、会場で様々な催しが開かれていました。
その中に、アイドルたちがスクリーンに投影される形で登場しライブをするというものがあり、全6公演が行われました。そして、その先陣を切ったのが、本稿で取り上げるHARUKA AMAMI SOLO LIVE "START" でした。
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天海春香、17歳。4月3日生まれのおひつじ座、神奈川県出身。身長は158cm、趣味はカラオケと長電話、特技はお菓子作り。トレードマークは頭に2つつけたリボン、1日1回(3回?)転ぶというおっちょこちょいなところもある、かわいい女の子です。
765プロダクションに所属するアイドルたちが個性派ぞろいである中で、飛び抜けた特徴のない「普通の子」として扱われることの多いのが彼女です。しかしアイドルに憧れる気持ちは誰にも負けない強いものがあり、歌うことがとても大好きです。
そんなアイドル、天海春香の担当プロデューサーとして僕がアイドルマスターに触れるようになってから、今年で5年経ちました。
アイドルマスターのライブコンサートは、キャストの方々が実際にステージに立って歌い踊る形式が多く、また大人数の出演であることがほとんどです。
しかし、今回はアイドルがステージに立つMR(複合現実)のライブ……それだけなら近年のアイマスではさほど珍しくはないのですが、何と言っても春香のソロライブであるということが大きな特徴です。
はんげつであえたらもRe:FLAMEも、もちろん以前のMRライブも参加したことのない僕は今回が初MRでした。どんな感じなのか、わくわくしながら当日を迎えました。
会場は展示場のホール一つ分ということで、最近アイマスが取っているハコとしてはありがたいことに小規模なように思えますが、いざ入ってみると意外と大きかったです。それでも後方まで席がだいぶ埋まっていました。しかもソロライブで。
セットリストを掲げておきます。
START!!
乙女よ大志を抱け!!
GO MY WAY!!
私はアイドル♥
ステキハピネス
I Want
ストレートラブ!
The world is all one !!
CRYST@LOUD
THE IDOLM@STER
1曲目が「START!!」。
これは予測できたというか、公演名からしてそうでないと困るんですが……。
オーバーチュアがあって、ポーズを決めてすっとステージに上がってきた春香の姿を見たとき、僕はこれがMRライブであるということも、ステージにいる春香がスクリーンに映し出されたものであることも、すっかり忘れてしまいました。本当に、すぐそこにいるようでした。
そして、そこから始まる「START!!」。予定調和だとしてもやはりすごい盛り上がりで、会場中にコール&レスポンスが響いていました。比較的わかりやすいコーレスですし、何かと聴く機会の多い曲なので、僕を含め初参加の人も熱が入ったのだと思います。もちろん、練度の高さもあったはずですが。
「乙女よ大志を抱け!!」「GO MY WAY!!」1曲挟んで「ステキハピネス」、元気なイメージに合う曲が後に続きました。これも楽しかったな。ごまえはアイマスにのめり込む前から知っていて何かと思い入れのある曲なので、ライブで聴けたのはうれしかったです。「乙女よ大志を抱け!!」も定番曲というか、パワーをもらえる明るさがあって好きです。「ステキハピネス」はサブスクにないということもありめちゃくちゃ久しぶりに聴いたんですが、春香の表現の魅力が最大限に引き出された曲だよなぁ、としみじみ思っていました。
MCパートは長すぎず短すぎず、ちょうどよい尺の中に天海春香が自然に感じられました。歌唱パートもそうでしたが、次元を超えて僕たちとステージ上の春香がつながり一つになっていたと思えました。「まわってー」に応えてくれたり、名前を叫べたりと、ファンサービスもバッチリでした。うっかり転びそうになるのもまた愛嬌です。
「私はアイドル♥」初期の曲らしい強気な歌詞、いつ聴いても「すごい歌詞だな……」と思わされます。でも、タイトルのまっすぐさのおかげか、しっくりきました。天海春香はアイドルなんだよね……。
「I Want」つい先日、ミリシタのSFYが実装されたばかりでタイムリーな選曲でした。こういう系統に振り切った曲が10曲中これだけだったこともあって、春香のアイドルとしての幅が際立つセトリにするのに大きく貢献したと感じます。カッコイイも行けるんだ。
「ストレートラブ!」……すみません、知らない曲が来ました! 曲名だけは聞いたことがあったのですが、あとで調べたらフロンティアワークスレーベルの曲だそうで、道理で耳に覚えがないと思っていました。でも、いい曲だな~と新鮮さを感じながら聴けました。
「The world is all one !!」
おー、ここでざわわんかぁ、いい曲だよなと思いながらコーレスをやっていたのですが、この曲で連番者が号泣しておりまして。終わってから聞いてみるとコミカライズの「The world is all one !!」を思い出して……ということでした。なるほどそういうことか!! SprouTが好きな人にはたしかに刺さりまくっていたのでしょう。ざわわんは名作なので読んだ方がいいです。僕も読み返したいと思いました。
「CRYST@LOUD」
聴きたい曲がたくさんある中で1曲をこの曲にするのは、現地にいたときはなんだかなぁと思ってしまった自分がいたのですが。前にあったのがざわわんだったことで、春香が今アイドルであるということが決して春香一人だけで成し得たものでなく、765プロの仲間たちやアイマスワールドで輝くたくさんのアイドルたちの存在があってのものなのだと、そういう意味がこもってのこの曲だったのではないかと今は考えています。エキスポの中でバトンリレーのようにつないでいく形だからこそできたことだったな、と思いました。
みんながいて天海春香はアイドルになる。そういうことですよね、きっと。
そして最後の曲が「THE IDOLM@STER」。
ソロ曲も、縁のある曲ももちろんとてもうれしかったんですが、なんだかんだ言ってこの曲を聴けたのが本当にうれしかったです。
初めて現地で聴いたはずなのに体に染みついているコーレスをしながらステージ上にいる春香を見ていると、あることに気がつきました。それは、振り付けがライブバージョンではなくアーケード版や家庭用版のゲームで見られるバージョンであったということです。まだアケマスや家庭用版をきちんとやりこんだわけではないのですが、アイマスを知って最初の頃にニコニコ動画で見た、ゲーム内で春香が踊っている動画が思い出されてじんときてしまいました。
ある意味、ゲームのアイマスワールドに入り込んだという感覚を一番強く持ったのはこの曲だったと思います。
このライブで感じたのは、春香がこちらの世界に飛び出してきてくれたという意味でも、また同時に僕たちがアイマスワールドに入り込んだという意味でも、次元の境界が極めてあいまいになり、そこに「MRライブ」などという説明の必要がない「「アイドル」天海春香のライブ」だったということでした。
そして、この「「アイドル」天海春香のライブ」だったと感じたことが僕にとってはとても大事なことでした。春香が笑顔で、本当に楽しそうにうれしそうに、ステージを彼女の色に染め上げるその様子が見られたことで、客席にいた僕も楽しくなって、うれしくなって、思わず笑顔になりました。
ミリオンライブ!10thAct-4のときも、SideM9thのときもそうでしたが、ライブを通して「どうして自分はアイドルマスターが、アイドルが好きなのか」を改めて認識できた、それが「「アイドル」天海春香のライブ」という表現に行き着かせたのだと考えています。
アイマスエキスポが終わってアイマスchに上がってきた動画でも、春香が「そこにいた」というようなことがありました。それを心から実感できたことが、アイマスエキスポに春香Pとして携われて一番幸せでした。
これからも春香Pとして頑張りたい、一緒に歩いていきたいと、改めて強く感じられるライブでした。ありがとうございました。
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EXPO AREA(Day2):「”アイ”がつないだもの」↓ここから読めます
LIVE SHOWCASE MILLION STAGE:「手加減知らずのライブ劇場出張版」
これから書きます
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