
IYOU淡海『しがミモザプロジェクト』
NPO「男女共同参画をすすめる会・IYOU淡海」
という団体が企画する
しがミモザプロジェクト「ユースリーダー養成体験プログラム」
に参加したので、そのことについて。
僕も大学4年生、正直やることもなくて時間を持て余している気もしていたから、とても良い機会だったと思う。
ゼミの先生からの唐突なお誘いで、二つ返事でお受けすることにした。先生のつながりでNPOを運営されている方がおられるから、参加してみるように、とのことだった。
ユースリーダー養成体験プログラム
この「ユースリーダー養成体験プログラム」の趣旨は
「ジェンダー視点で学び、多分野・多世代の交流の場を創出する事業」
ということらしい。
おそらくは、「ジェンダー」というテーマを「議論」という手段でもって学ぶことから出発し、そこから開かれていく人とのつながりと興味の広がりを更なる学びに活かす、というような目標があるのだろうと理解している。
第一回「身近なジェンダー課題」について。
この活動には、ジェンダー問題や男女格差問題等についての知識を得るということと同じだけ、これをテーマにする、即ちこれを手段化する学びであることにも重点が置かれている。
したがって、この活動の中ではいわゆる「議論」の土壌づくり、或いは「ファシリテーターとしての素養」を身に付けるという意図も盛り込まれている。
今回はいわゆる基本的なジェンダー課題についての知識、即ち性別によるステレオタイプや身近な偏見、ジェンダーギャップ指数からみる男女共同の経済効果等、先ず知るべき内容の講演と、それについてのフリートーク、という次第。
「男女共同参画課題」と「ジェンダー課題」について
この男女共同参画というのは、その題目を「ジェンダー課題」に変えるだけでどこまでも厄介な問題に早変わりする。というのも、ジェンダー課題といったとき、これには今や男女という対立に加えてLGBTQ+の存在と彼らへの配慮の課題、さらにはその配慮が行き過ぎた弊害という振り子の向きがもはや反転した問題も含意されていると言える。
この三重の課題意識を簡単に包括してしまう言葉として「ジェンダー課題」は今の社会に認識されている。
だからこそ、議論するためのテーマ、とりわけ「議論を学ぶためのテーマ」にはなにより相応しいものであるとも言える。
どちらを軸とすべきか、、、
さっきからちょくちょく話が散らかっているように見えるのは、はやりこれが二重の意図を持った学びであるからだと思う。
「ジェンダー課題」について
「ファシリテーションの土壌」について
この二つが細かく切り替わるのがこの活動の性質上避けられない仕様であるから、こうやって発信するのはちょっとむずかしい。
あくまでこの場では、基本的には「ジェンダー課題」についての備忘録としようかな。。
よし。
とりあえず、今度から参加するプロジェクトについては何となくその輪郭を得たように思う。
この半年間はこれが僕の「テーマ」になるんじゃないかな。
もう少し入り組んだ話は、また別の記事にしようか。