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赤い人形と1枚のビスケット
真っ赤な人形の造形を見た。
台座も真っ赤で、まるでぬかるみのようだった
なんで、あの子も足元も真っ赤なんだろう
赤一色のかたまり
あの鮮やかな赤が、毒々しい血の様に見えて、
もがいて苦しんで、
助けを求めてる赤
ぬかるみと一体になった足元は、
ひとりで歩けない姿
あの子がひとりで歩ける様になった時、
あの子はカラフルな姿になれるのかな
鮮やかになって周りを照らすのだろうか
私のこころに突き刺さった鋭利な刃物は、
まるいボールになって弾んでいくのかな
なんて
作家さんには意図しないストーリーを考えていたのであった( ˘ω˘ )
すてきな芸術品を見た話です。
綺麗な赤が、鮮やかにも毒々しくにも見える
それを受容れる時の自分の気持ち次第
作品との向き合い方って、きれいだなとか元気をもらえるとか、
それだけじゃない気がした
視えるものは自分の姿なのかもね。
鏡
ビスケットはいつもおいしい
( ˘ω˘ )