生きて腸までとどく乳酸菌 シロタ株が1000億個も腸内にいる件について/日記

どうやら、現在ぼくの腸内には生きて腸までとどく乳酸菌 シロタ株が1000億個もいるらしい。
というのも、そんな美容なんとかに手を染めてたとかではなく、ヤクルト400を5本飲んだのだ。たった5本。しかし腸内には5という数字からは想像もできない1000億個という数のシロタ株がいる(らしい)。
と、こんなことを書いていると、さも健康になったような、すごくなったかのような気がしてくる。が、実はそんなことは全くなく、むしろ腸的にはシロタ株を入れ過ぎて大変なことになっているかもしれない。

最近の広告や肩書きは面白い。いつでもデザインはSimple is Best.なはずなのに、最近は、全て情報量で戦ってきている。
健康になりそうなカタカナだとか、健康になりそうな謳い文句とか、誰よりも美しくなれそうな卑猥なYouTube広告とか。
死なないことの注力しているなあと、本当にそう思う。
この考えや発想のもとは、朝井リョウさんの著書「正欲」である。
本当にそう思うなあ、最近つくづく思う。
そんなことで、今日は健康になった(気がしているが、一切変化はしておらずむしろ悪い方向に変化してそうにも思える)日であった。

デザインは、いつでもシンプルなものが重宝されるだろうな、とヤクルトには申し訳ない気持ちで、この文章を書いている。

おわり

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