回避できるものはあらかじめ摘み取っておく
テレビで指名手配犯についてのドキュメンタリーをみた。
ひき逃げをして、大学生を殺害した犯人。ひき逃げで重要指名手配となったのは初めてらしい。
殺害のきっかけは、目が合ったから。どのように目が合ったのか、どう感じたのかは、本人にしか知りえないけれど、腹が立って行動に移したのだろう。
車のスピーカーからでる大きな音を不審に思ったから、犯人を見ただけなのに引かれる。
何も悪いことはしていないだろう。気になったから見た。聞こえたから見た。
けれど、何気ない行動が誰かの逆鱗に触れることもあるのだろう。
全国で大々的に報道されるほどの大きなニュースにならなくても、理不尽なことに巻き込まれることはあるだろう。
すれ違いざまに肩をぶつけられたり、
舌打ちをされたり、
唾を吐きかけられたり。
何もしていなくても、相手から嫌な感情や行動を理不尽にぶつけられる。
どうしても回避できない時もあるだろう。でも、できるだけ他人が嫌な気持ちにしないようにしたい。
イライラして相手にあたってしまったり、嫌なことを言われて言い返したり、相手に誤解される可能性のある行動をしたり。
自分が回避できるきかっけは摘み取る。
少しでも皆が生きやすい世界に。逆に、いらいらしている人の気持ちが少しでも抑えられるようになりたい。
怒ってしまった事件は、私にはどうにもできない。けれど、その事件について調べたり、考えたりすることはできる。
もちろん犯人が悪くて、大学生は悪くない。けど、犯人がイライラして、目が合っただけで行動に移さなければならない精神状態になっていたことも問題だと思った。
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