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戦略ダメ出しから今の課題と本心に気づく

IT業界で現場リーダーをやりながら働くワーママです。今年度の管理職試験に落ち、なんでこんなに成長しないのかな・・と思っています。今週はその一端が見えた気がしたので、書き留めてみます。


気づくきっかけになった出来事

今年度担当していたチーム戦略を外部環境も変わったので何度か変更しています。1月に入ってから大きく変えたもので、もう来年度にもつながるチーム戦略を考えるように言われ、素案を課長に相談しながら作っていました。

そして、承認をもらうつもりで部長に話したら、「なんでこの戦略を考えることになったんだっけ?」という、そもそものところから説明を求められました。そしてその”そもそも”のきっかけと私が相談した対策にあたる戦略は一致しているのかを問われました。

私の役割として、「こう思うのですが、これでいいですか?」と確認を取る姿勢ではなく、「これでやりたいです。いいですよね?」くらいで承認を取る姿勢と内容を期待していたようです。

気付いたこと

私が提示した戦略では、大事そうだけど、今どの程度やるべきなのか判断しかねる内容だそうです。

これを聞いて、管理職試験のフィードバックを全く活かせていないことに気づき、相当凹みました。

どうしたら、今の会社でいう「戦略」というものを作れるのか、何が足りないのか考えてみました。

1.やり方

分析手法をもっと勉強したほうがいいのかと思って、ロジカルシンキングの本を読んでみますが、MECEとか各手法自体は知っています。では、それらを統合的に使いこなせないのではないか?と思いまいした。

統合的に使うにはどうしたらよいのか?

私は以前から「俯瞰する」ことができない、忘れてしまうところがあります。そして、戦略内容的にこれから新しいことをやる内容ので「現状把握」を飛ばしてしまっていました。

2.姿勢

そして、もう一つ気づきました。やり方より大事であろう取り組み姿勢です。

「戦略を考えてください」と言われて、それっぽいものを出して、自分の中で終わっているのではないか。

戦略を考えているときは、自分では問題意識を持ってやる気に満ちていると思って戦略を作っていますが、実際作り終わったら、そのやる気は消えて、戦略をほったらかしにしています。

「本心からやりたいと思っています!」という変な優等生気質に気付かされます。

うん、所詮やらされ仕事なのだと割り切った方が、戦略でやると決めたことを淡々と行って、成果が出せる動きができる気がしてきました。

3.私の現在地

上の1、2の特徴を持っていたら、管理職試験に推薦されないだろうに、なぜ私は推薦されたんだろうと思いました。

私のミーティングなどでの発言を振り返ってみると、他の人の戦略や考えに対して、そもそもの目的とアクションのつながりや、現状分析についての確認などをしていました。

他人の考えにはできていて、自分の考えにはできていないのです。

自分に対してできるようになるのは言うほど簡単でない気がしますが、意識すればできるような気がします。

ひとまず、全くできていないのではないことを自覚できてひと安心。そして、「現状」と飛ばさずに認識しようと思えた自分を褒めたいです。凹んだところから持ち直せます。

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