夫婦2人でペヤングペタマックスチャレンジ
ある日、友人からとんでもない品物を頂いた。
…うん…ありがたい……けれどもぉ!!
まさかのギガを超えたペタ。一つ4000kcal超えの商品なんて見たの初めてである。
我が家は夫と私の二人暮らしなのだが、さすがにふたりだけでペタを攻略するのに勇気が出ず、近く親戚や友人の集まりがあったときにみんなで楽しく食べようと保管していた。しかし時世的にそんな機会もなかなかなく、気がついたら賞味期限が迫ってきていたため、意を決して夫とふたりで食べることと相成った。
さっそく調理をば…
【お湯の目安量:2200ml】
もはや普通に麺を茹でる時の量である。
やかんや電子ケトルで一度で用意できる湯量ではないので、うちで一番容量の大きい深鍋でお湯を沸かすことにした。
パッケージの中身を出すと、こんな感じ。
ソースやかやくの各調味アイテムは2つずつ、蓋に隠れて見えないが麺は4ブロックも入っていた。どうみてもパーティーサイズじゃないか。
てか食べる直前にかけるふりかけなんてあるのね。実は自分はペヤングをめったに食べずに生きてきた人生だったので、新しい発見だった。
10分~15分ほどしてお湯が沸いたので(カップ麺のお湯沸かしに10分て…)、かやくも加えた容器にお湯を入れて3分待つ。待ち時間は通常サイズと一緒でいいそうだ。そりゃそうか。
3分経ったらお湯を捨て、
麺、茹で上がり。
ちなみにかやくは決して入れ忘れた大失態を冒したわけではない。
いつかTwitterのリツイートで流れてきた「L'Arc~en~Cielから学んだカップ焼きそばの作り方」の記事を思い出し、かやくを下にしてお湯を入れた結果である。もう、大勝利。キャベツが一切くっつかない。(↑の画像の上部の蓋裏に注目)
なにせカップ焼きそば超初心者の自分である。なにも知らなければ普通にかやくを麺の上に乗せて蓋の裏にくっついたキャベツをせっせと箸で落とすところを、リツイートして下さった方・投稿主さん・そして何よりラルクさんには感謝しかない。
(なぜカップ焼きそばとラルクさん??と思った方はぜひ上記のリンク先をご覧頂きたい。が、私にもよくわからない。)
そして別添のソースとふりかけを混ぜ合わせて
\ペタ完成/
お湯の水分も吸ったのでけっこうな重量である。今思うと「どうして重量を量ってみなかったのか」ととても悔やんでいる。
【1食目(1日目昼食)】
最初はひとまずこのままで食べてみる。
そうかこれがカップ焼きそばの味か。昔から愛される、素朴で親しみやすい味。時々一食いきたい味。そう…あくまで時々、一食な。
そして一食目を食べた残りがこちら。
全然減ってねぇ。
【2食目(1日目夕食)】
夕食は栄養価のことも考えて、キャベツ・もやし・人参を入れて、自宅で調理する焼きそばライクにつくってみる。
たんぱく質要員としておまけに目玉焼きも焼いてみたが、理想のとろっと半熟とはいかずちょっと残念。黄身を麺に絡めて食べたかったのになぁ…。でも、栄養偏りがちなイメージのあるカップ麺を我ながらよく野菜多めに寄せられたと思う。
ところが、この日の気圧の急変かちょうど生理が始まってしまったからか、はたまた2週間ほど前のバンジージャンプの嘔気の尾を引いているのか、実は少し前から鳴りを潜めていた頭痛が酷くなってしまい残り4分の1ほどの量がどうしても食べきれず夫に代わりに食べてもらった。
こうして1日目は全体量の半分くらいにて終了。見かけによらずまだ先は長い。
【3食目(2日目朝食)】【4食目(2日目昼食)】
…は、昨日からの体調不良が思ったよりも回復せず、私は引き続き挑戦をスキップせざるを得なかった。無理して食べたところでリバースしてしまっては元も子もないし、何よりプレゼントしてくれた友人に申し訳ない。
というわけで、3食目と4食目は夫が少しずつ食べてくれて2日目は不甲斐なく終了。
ついに自宅のタッパーに入れられるほどの量に!ありがとう夫!!おかげさまで次の日はきちんと元気になりました!!!
【5食目(3日目朝食)】
このチャレンジをするにあたって、これは絶対やろうと決めていたことがある。
焼きそばパーン!
購買部のアイドル(あくまでイメージ)!炭水化物 in 炭水化物の悪魔の食べ物(褒め言葉)!!
購入するパンとして普段なかなか選択肢にないから試してみたかったのだよこの背徳感を。うまい。ソースの甘辛さがふわっふわのパンに合うのなんのって。焼きそばとパンの組み合わせ思い付いた人すげぇよ…
【6食目(3日目夕食)】
6食目ともなるとだいぶ残りの量も減ってきた。あともう少しというところで主として食べる量や麺の長さではなくなっていたので(最後になると結構短い麺ばっかり残っちゃう)、最後に作ったのは
そばめし!
こちらも炭水化物in炭水化物!
豚こま肉をフライパンで炒め、火が通ったところでご飯と細かく切った焼きそばと青ねぎを投入。ソースを回しかけてお皿に盛り、青のりと削り節をかけてヘイお待ち。
焼きそばの残りの量が少なく、そばめしというよりかは「麺をちょっと入れた焼きめし」程度になってしまったが、これはこれでとても美味しかった。これもまた誰が考えたんだろうね…米と麺というどちらも主食な食材をごちゃ混ぜる発想がすげぇよ。
と、いうわけで
\ペタ完食/
(…すみませんこれ昨日タッパーに入れる前に前撮りしたものです)
やったぞ…残さず食べきったぞ…
途中で体調不良に見舞われたものの、危惧していた食べ残しもなく無事に完食できてよかった。(本当に少しばかりなものだけど)飽きずに食べるために色々アレンジを試みた甲斐もあった。我ながらよくがんばったなぁ。
あと、完食の勝因は「無理をして食べ続けない」ことだったかなと思う。
今までのカウントをご覧になっていただけるとわかるが、二日目の夕食なんかは敢えて焼きそばは食べず普通に夕食をつくって食べた。これがずっと焼きそばであったらきっと嫌になっていたかもしれないが、無理をせず別の食事を間に挟むことで継続できたのではと考えている。「無理をしないこと」、今年の誕生日に痛感して学んだ効果である。
そして夫もよく付いてきてくれたよ…しかも私が食べられなかった時期も食べてくれて本当に感謝しかない。うん、しばらくはカップ麺はもういいかな!
友人よ、ありがとう。ごちそうさまでした。なんやかんやで楽しいチャレンジになったよ……でもここまでのデカさはもういらんからな!!
そんな数週間後のある日、別の友人から頂いた。
ペ……!!
いや、これは標準サイズだし地獄の辛さとかそういうんじゃないからきっとおいしく頂ける…ハズ……!
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