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X(旧Twitter)じゃ商品が売れない!?焙煎屋が陥りやすい罠

こんにちは、自家焙煎カフェインレスコーヒー専門店のしおりです。ネット販売と委託販売を通じて、自家焙煎の魅力を広めています。

今回は、SNSの中でも特にX(旧Twitter)を利用してコーヒー販売を試みた結果についてお話しします。

X(旧Twitter)でコーヒーが売れない理由

ネット上でのコーヒー販売を開始する際、多くの人がSNS、特にインスタグラムやX(旧Twitter)を活用することを考えます。しかし、私の経験から言うと、「自家焙煎コーヒーの売上を上げる」という点おいてX(旧Twitter)はあまり効果的ではありません。その理由は次の通りです。

1. 購入者とフォロワーの違い

①あなたの自家焙煎コーヒーを購入するのはどんな人でしょうか?

コーヒーが好きな人、普段からコーヒーをよく飲む人、またはコーヒー好きな友人への贈り物を考えている人などが該当します。これらの人々はコーヒーの購入を目的としており、実際にコーヒーを楽しむことに関心があります。

②あなたのX(旧Twitter)をフォローするのはどんな人でしょうか?

実際にX(旧Twitter)を運用してみるとわかるのですが、フォロワーは同業者が多いです。コーヒーを飲むことには関心があっても、X(旧Twitter)を通じてコーヒー情報を収集することは少ないです。このため、X(旧Twitter)のフォロワーとコーヒーの購入者は異なる場合が多くなります。

2. 同業者の現実

「同業者のコーヒー屋さんもコーヒーをたくさん飲むからいいのでは?」と考えるかもしれません。しかし、同業の方は、自分の店で試作として焙煎した豆や商品にしたときの余りの豆があるため、新たに購入する必要がありません。(むしろ、豆飲み切れないです…) また、勉強のために購入することはありますが、リピーターにはつながりにくいのが現実です。

X(旧Twitter)の効果的な活用法

では、X(旧Twitter)には全く意味がないのでしょうか?実は、X(旧Twitter)には他の有用な活用方法があります。

1. 情報収集の場として

X(旧Twitter)は情報収集に非常に適したプラットフォームです。新商品の開発に関する情報や、同業者がリアルに直面している問題、イベント情報、トラブルの対処法など、多くの貴重な情報が得られます。

2. 同業者とのつながりの場として

特に個人でビジネスを行っている場合、孤独感を感じることがあります。X(旧Twitter)を利用して同業者と交流することで、トラブルがあった時にアドバイスがもらえたり、励まされたりすることができます。これにより、ビジネスを続けるためのモチベーションにもなるのです。

まとめ

新規顧客の獲得には、Instagramなどの画像や動画を利用したメディアの方が相性がいいです。X(旧Twitter)は主に同業者との交流や情報交換の場として活用することをお勧めします。SNSの特性を理解し、適切なプラットフォームを選んで活用することで、ビジネスの成功に繋げることができます。

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