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変わらないものは、ない。

いつもこの言葉を脳内で響かせるときに
国語?古文?の時間に習ったことを思い出す。


諸行無常の響きあり
この世のすべては絶えず変化していくという意味。

中学生か高校生だったわたしは
心の中で、頑なに、変わらないものだってあるもん!
って自分の願いを込めて反発した記憶がある。


大人になって分かったことは
変わらないものなんて何一つないってこと。

ヨガの時間によく話すのは陰陽のお話で
今の状況がどんなに苦しくても(陰)
ずっとその場に留まることはできない。
必ず、陽に転ずる。逆も然り。


時代だってどんどん変わって
こんな風に円安に陥って物価上昇するなんて
20年前には思ってなかっただろうし。

パワハラ!モラハラ!なんて言葉に
敏感になる社会になるなんて思わなかっただろうし。

こんなにSNSが発達する未来も
誰も想像してなかったんじゃないかな。

大きな枠で見ても、小さな枠で見ても
日々変わっている。

どれが“正解”か分からないながらも
やっていく中で、進んでいく中で
納得いく瞬間を探している。

変わらないものはないと知った上で
私たちは日々命を使っているんだと思う。

「今まではこれでよかったのに」とか
「自分たちが子どもの頃は・・・」って
どうしても言いたくなる瞬間はある。

でもね、思い出してほしいのは
わたしたちは常に“今”を生きているってこと。

知識や経験を生かすことはあっていいけど
過去がそれでよかったからって
それが現在に当てはまるって決めつけないこと。

これをやってしまうから
組織の新陳代謝は悪くなり衰退する。
トップが社員や後輩、子どもたちを
押さえつけようとするから育たなくなる。

それなのに、「あいつは考えが甘い」とか
「今の子どもは覇気がない」とか決めつける。

そのような環境を作っているのは、大人なのに。


これを、あなたの身近な世界に当てはめて
考えてみてほしい。

風通しはいいですか?
とりあえずやってみようという雰囲氣はありますか?
上に立つ者が固定観念を手放してますか?


わたしがワクワクしながらお世話になっている
野球チームやスタジオさんは
100%オープンマインド。


わたしもこうして言葉にして
自分に言い聞かせています。

変わらないものは、ない。

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