見出し画像

楮むき体験 in 小川町

小川町で和紙の楮むき体験。

楮むきとは和紙作りでは2工程目にあたり、大きな釜で蒸された枝の表皮を剥き取る作業です。それぞれの作業工程は行われる時期が決まっていて、12月から1月にかけてこの作業が行われるそうです。今しか出来ない体験ということ!

小川町は、夏休みに応募した観光まちづくりコンテストで一時候補地にあげていたため、一度訪問経験がありました。川が透き通って美しく、埼玉だけれど埼玉でないような田舎らしさがあってなんだか好きです。


この街の雰囲気なんだか好きなんだよねって、よく言うけれど、その不確かな「なんだか」は、そこに足を運んで空気を感じた時にピンとくるなんとも上手く言葉にできない、そうそれです。

 1度小川町を訪れましたかその場所に住み様々な取り組みをしている方のお話を聞きながらまたその場所を歩くと、深みがありました。文献で「その地域で堂々と生きる人」によって地域は支えられていると学びましたが、まさにこの「堂々と生きる」姿を見させていただいた感じがしました。

まちは過去の人が作り上げてきたハードなものでありながらも、そこに暮らす人と人のソフトのものでもあり、そのなかで「より良い暮らし」には正解はなく難しいけれど、こうして学んでいくとまちは常に人によって、素敵な人によって元気だなと思います。

楮むき、和紙作りにそのような過程があることもしりませんでしたが、ボランティアで参加すると他にも地域のボランティアの方が数名いて地域の温もりと簡単に言うのもはばかられますがそのようなものを感じました。

楮は蒸した後素早く剥く作業をしなければむきにくくなってしまうので時間との勝負。且つ、綺麗な剥き方があるのですが最初は上手くいかず試行錯誤、そんな初心者も許してくださる方々のおかげで和紙の奥深さを知りました。

まちづくりコンテストの候補地だった小川町、簡単に和紙が魅力なのか!どうしたらより多くの人に知ってもらえるのかな?と考えるよりも、自分が経験してえられることはおおく、そんな経験をできる環境そして足を運ぶ大切さを再認識しました。

大学生になってまさかこのような体験をするなんて、まちとかかわる学生になるなんて、思っていなかった、そんなことが次々に起こる日々。

私も小川町に住んでみたい、住みたい街次々と、私の体何個あっても足りないな、1日36時間でも足りないな。


本当に素敵な体験すぎて、写真を見ながら余韻にひたって。

来週はクリスマスマルシェで小川町へ。ふと見つけたチラシで素敵なクリスマスになりそうな予感。

いいなと思ったら応援しよう!