20歳になったので、津軽へ行ってきました Vol. 1
数年ぶりに日本に帰国して、活字に飢えていた当時の私はジュンク堂に通い詰めていました。
新潮文庫のカラフルな背表紙が中学生の私に気に入って、はじめは海外文学を読み漁っていました。
新潮の背表紙は作家毎に色分けされていて、例えばジュールベルヌはインディゴ、ヘルマンヘッセはオパールグリーン、夏目漱石は小豆色、坂口安吾は白色、といった形になっています。
そこで真っ黒な段を見つけて、一番タイトルが目に飛び込んできたものをカゴに入れたのがはじめでした。冒頭は内容が全く頭に入ってこなかったのですが、一時間の電車通学の間に根気よく読んで、終わった頃にはまたジュンク堂にいました。タイトルは人間失格でした。
そのままその年の誕生日には全集をおねだりして、中学を卒業する頃にはすっかり仕上がっていました。
(13歳で人間失格に感銘受けるとか、私病んでたのかな…?とちょっと心配になる笑)
そして、安直に「そうだ、津軽に行こう」と思い立って、ゼミの発表からの現実逃避として夏に計画を立てたのが、この投稿になります
その前に、Dttoで青森のおすすめスポットを投稿で質問してます。一年前くらいですね。コメントくださったみなさん、改めてありがとうございました🙇♀️
訪問した場所リスト
青森市
ねぶたの家 ワ・ラッセ
A-FACTORY
三内丸山遺跡
青森県立美術館
青森県観光物産館アスパム
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
弘前市
百石町展示館
青森銀行記念館
旧弘前市立図書館
旧東奥義塾外人教師館
藤田記念庭園
弘前公園(弘前城)
津軽藩ねぷた村
太宰治まなびの家
旧弘前偕行社
弘前れんが倉庫美術館
最勝院
岩木山神社
百沢温泉
五所川原市
旧津島家新座敷 太宰治疎開の家
太宰治記念館 斜陽館
雲祥寺
芦野公園
太宰治文学碑
津軽鉄道ストーブ列車
2月5日(日)
朝7時に羽田
↓
✈️
↓
9時に青森空港着
↓
🚌
↓
11時に弘前駅
の予定だったのですが、バスの行き先を見ずに乗り込んだところ青森駅行き…
気を取り直して弘前駅に向かう電車が来るまでワ・ラッセを見て、A-FACTORYで軽食食べました笑
12時ちょうどくらいに弘前について、荷物を預けて、初日で天気も良かったので歩いて弘前観光しました☀️
途中で教会に寄り道して写真を撮ったり、のんびり観光しました。
行ったのはこちら💁♀️
百石町展示館
明治16年築。近代日本の西洋建築大好きな私の大好物です。つららがいい感じですよね✨
中にはピアノが置いてあって、カフェも併設された弘前市民の憩いの場、と言った感じでした!
青森銀行記念館
パリのオペラ座然り、赤坂の迎賓館然り、ミントグリーンのルネサンス建築にハズレはないんですよ。大好き。
きれいな内装に惚れ惚れしつつ、雪に反射した日差しが入ってくるのを楽しみました。
旧弘前市立図書館
靴を下駄箱に納めてきりきり音の言う廊下を渡って見学しました。
調度品に時代を感じられて、古い蔵書も見れて楽しかったです。
旧東奥義塾外人教師館
調度品がかわいい!!洋の建物の中に洋のものが入っているのに、どこか和を感じるのがいいですよね。色使いなのか場所使いなのか。
このあとミニチュア建造物を眺めたりもしました。
藤田記念庭園
ここのカフェ、雰囲気がとても良かったです。庭園は雪の影響で入れない場所があったので、見頃の季節にまた行きたいです。
弘前公園(弘前城)
その名を冠した弘前城、弘前に行ったら見たいです。桜の季節ではありませんが、雪化粧した弘前公園を散歩しました。
津軽藩ねぷた村
1日で2種類のねぶたを見比べることができました。ねぷた村はほかにも弘前の伝統を感じることのできるものがあって楽しかったです。
感想
初日ということもあり、雪解け水の音と鳥の囀りが聞こえて、雪ザクザク踏んで調子乗ってました。
藤田記念庭園内のカフェでりんごビーフカレーとコーヒーを飲んで、遅めのお昼ご飯をしました。
17時30分くらいにはホテルに着いて、お夕飯は部屋でUberしました。一人で居酒屋さん行く勇気はなかった…
出発の前日に急いで皮じゃないブーツを買ったのですが、本当に良かったと思いました…
これ買いました↓
一応観光案内所で無料で長靴貸してくれるみたいです…すごい。
続きはまたこんど!!