「客観視」

最近、友人から相談の連絡が来ることが増えた。

「自分の顔が気持ち悪い」

「前向きになれない」

「ストレスで食べちゃう」

醜形恐怖症や摂食障害等を発信する活動をしていると、こういう相談は多く寄せられる

頼られていることに嬉しいという気持ちはある

ただ、上手く言葉にできない

言葉の返し方がわからない

頭をフルに回転させて、

やっと出てきた言葉はただの綺麗事で、

結局何の解決にもならないどころか

もし仮に逆の立場だったらと考えると

その瞬間に長々と話していたついさっきまでの自分の言葉が儚い塵となって消えてしまう

どうせ自分だっていつも同じ様に頭を抱え、

同じ様に闇雲に泣いて

同じ様に人に相談するんだろう。

自分が醜形恐怖症だから

これを発信しようと思ったし

自分が醜形恐怖症だから

化粧品会社を一から立てようと思ったし

だけど自分が醜形恐怖症だから

救いの声に綺麗事でしか応えられない

人の事言えないくせに

偉そうな言葉しか返せない

これが第二の目線から見た自分か、

なんてことを考えながら

昨日も電話を切ったんだよな

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