近代小説と私のおはなし
記念すべき(?)最初のおはなし
自己紹介で近代小説が好きと言ったので本を好きになった経緯についてと好きな作家さんについておはなししようかなと思います
(自己紹介の投稿↓ 見なくても全然大丈夫です)
本を好きになった理由
さて、いざ理由と考えてみましたがはっきりとした理由がなく強いて言うなら環境によるものが大きいのかな…?と思います。
私は幼稚園のころから外遊びが嫌いなタイプの子でした。
と言っても砂場で遊ぶことは好きでしたし、むしろ虫を集めることも好きでした。(とくにダンゴムシ)
じゃあ外遊びの何が嫌だったのかというと勝負ごとになるのが嫌だったのだと思います。
幼稚園児が園の運動場ですることといえば…?
少なくとも私の通っていた幼稚園では鬼ごっこやかくれんぼが人気でした。
しかしどちらをしたにせよ逃げる側と追う側、隠れる側と探す側どちらかに勝敗があり、終わった後喜んだり悔しがったりがあるのですが、私はその”勝敗がつく”といったことが嫌いでした
鬼ごっこで鬼側をしていても「もし全員捕まえて勝ってしまったら、逃げる側の子は悔しくて嫌な思いをしちゃうんだろな」「でも捕まえないと鬼側としてはダメなんだろな。鬼側のほかの子に迷惑かけちゃうな」と考えていたことを今でも覚えています。
(今思えば考えすぎだろって思うんですがこの思考回路が今でも根底にあるっちゃあるかなと思います。)
「まじで心から鬼ごっこしたくない…!」
この由々しき事態を解決したのがそう、読書でした。
私が通っていた幼稚園にはちょっと大きめの図書室があり(他と比較したことがないので小さいのかも)
そこにたくさんの絵本が置かれていました。
外に出たくない私はそこでひたすら読みまくった!それはもうたくさん!
ちなみに小さいころ好きだったのは「からすのパン屋さん」です
それはさておき読書は当時の私にとって最高でした
鬼ごっこしなくていい&読む程褒められる
なんてすばらしい!!!
ここから本を読む習慣がつき、小学校に入学後は図書室に入り浸り、
高学年のころには図書館に毎週通っていました
近代小説との出会い
そして時は経ち中学生の時
アニメにハマり始めた私はとある作品に出会います
そう。文豪ストレイドッグスです
「カフカって”変身”書いた人と同じ名前じゃん見てみよ~」
くらいのノリでした。
ちなみにカフカの変身はn-bunaさんの「始発とカフカ」の影響で読みました
大好きな曲なのでみなさんもよければ聞いてください
そしたらめちゃくちゃ面白かった!!!
そこから近代小説にも手を付け始めたんですね
別の作品に浮気した
しかし近代小説を読み漁ったり元となった文豪さんについての本を読むにつれてあることに気づきました
「元ネタの人となんか違う..?」
もちろん文豪ストレイドッグスは”モチーフにした”作品なので違うのは当たり前なのですがなーんかそこにつっかかった私。
(今はその違いも含めて大好きです。)
そこで新たに手を付けたのがこちら、文豪とアルケミストでした
初めての女性向けゲームということもあり恐る恐る始めましたが
これがドハマりしまして。
文豪さんの関係が史実通りに描かれている且つ、ゲーム中のセリフが著作モチーフ又は引用されているものも多いんですよね
このゲームを始めてからは本当にすごかった。
塾の帰りに毎週のように本を買って受験生なのに空き時間に本を読みまくっていました。勉強しろ。
しかしこのおかげか国語の成績は偏差値60越えという成績を取り、国語の成績と多少はできた英語の力で理系向けの高校にゴリ押しで合格しました。
いや~幼馴染と一緒の高校に行けてよかった!理系だけど!
全然難しいジャンルじゃない
近代文学を読んでるというと多くの人から「渋いね~」や「若いのにその本選ぶなんて頭いいね」と言われることが多いのですが私から一つ言えるのは近代文学はそこまで難しいものじゃないよ、堅苦しいものじゃないよということです。
私みたいに今ではゲームやアニメから気軽に触れることができたりしますし
おしゃれな背表紙を付けて売られているのもよく見ます。
難しい言葉も複雑な時代背景も読んでいくうちに慣れるところもあるのかなと私は思います。(個人差があるかもしれません)
内容も現代のアニメや二次創作で見るようなものと似たようなものがあったりします。
小説が難しかったら詩や短歌に触れてみるのもいいと思います。
比較的表現が簡単で現代を生きる私達の心になじむものも多くあります。
まあこれだけ長くおはなししてきて最終的に言いたいのは近代文学、読書はいいぞ!です
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おまけ:読みやすい近代文学をリストアップ
(金魚の女の子とおじさまのお話。擬人化ってこの時代にもあったのか…)
(私の大好きな作品です。繊細でガラス細工のような、でもあったかい詩です)
(ホラーが好きな人におすすめ。ラストにゾッとします)
(こんなにも切ない童話があるんだなと思いました。言葉選びが好きです)
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