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for serendipity1257「感情というのは液体だと思います。器に入れないと、その重さも色も味もよく分からない。自らの感情に意味を与えるためには、器すなわち言葉が必要なのです」
2025年1月1日の朝日新聞オピニオン欄「不確かさを越えて 争いやまぬ世界」インタビュー、恐山菩提寺院代・南直哉(じきさい)さんのことばより。混迷の時代、私たちは何をよすがに生きていけばいいのだろうか。以下、南直哉さんのことばの一部です。
「言葉を取り戻すことです。自分がなぜ、苦しいのか分からないのは言葉を持っていないから。今はマイナスの感情を持ち出すと、人間関係がおかしくなると思って口をつむぐ。それで語る力が落ちていく。もし、若い人たちが自分の言葉で語れるようになったら、現代社会の決定的な問題が現れてくるはずです」
「感情というのは液体だと思います。器に入れないと、その重さも色も味もよく分からない。自らの感情に意味を与えるためには、器すなわち言葉が必要なのです」
僕(塩見直紀)なりに、「言葉を取り戻すこと」「言葉が必要なのです」問題に向き合ってみます。そのための手法を考え、「まちライブラリー月いち下関」で2024年6月から、毎月おこなっている講座(ひとりカルチャーセンター)で試みてみます。※講座の詳細は塩見直紀のフェイスブックをチェックください。