for serendipity921「自分の名前でもある『花』で短歌をお願いします」
月1冊は「俳句・短歌・詩」の本を読むシリーズ。歌人・木下龍也さんの『あなたのための短歌集』(2021)より。木下さんは「ポエメール」(ナナロク社)×「名前短歌」から、歌人が個人で自由に短歌を販売することを始めたといいます。自分のために短歌をつくってほしいという依頼のお題が興味深く。僕(塩見直紀)だったら「直」がつく短歌をお願いするところですが、自分で「直」の文字を入れた短歌をつくってみるのもおもしろそうです。