for serendipity875「勉強するということ、生きていくということは、私たちの心の中の陽炎を見るということです」
バチカン裁判所・弁護士ハン・ドンイルさんの『教養としてのラテン語の授業~古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流』(2022)より。
「勉強するということ、生きていくということは、私たちの心の中の陽炎を見るということです。そしてこの言葉が本来意味する、“取るに足りない”“でたらめ”のような心の現象も見つめるべきでしょう。これは苦痛を伴う作業ですが、必要なことでもあるからです。今、あなたの心の中には、どんな陽炎が立ち上がっていますか?」
「心の中の陽炎」という表現、すてきですね。能登の地震や羽田空港での大事故が続き、不安な今日(2024年1月4日)。「僕の中の陽炎」は何か。見つめてみます。
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