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for serendipity931「エピソードを整理する」
浦河べてるの家『べてるの家の「当事者研究」』(2005)には、13の当事者研究が載っています。大きく4つにわかれていて、①サバイバル系=「摂食障害の研究」「『こころの壁』の研究」「生活の“質”の研究」、②探究系=「くどさの研究Ⅰ」「くどさの研究Ⅱ」「被害妄想の研究」「“暴走型”体感幻覚の研究」、③つながり系=「逃亡の研究Ⅰ」「逃亡の研究Ⅱ」「ケンカの仕方の研究」、④爆発系=「爆発の研究」「マスクの研究」「『自己虐待』の研究」となります。写真のことば「エピソードを整理する」は、吉井浩一さんを中心とする「『自己虐待』の研究」のなかの「自己虐待へ自己介入」のなかにあることばです。
まず、「自己虐待」の背景をさぐる方法として、思春期までの暮らしのエピソードを整理して一覧表にしてみた。この一覧表を研究員全員で討議した結果、以下のことが推測された。(227p)
「思考の整理」「活動の歴史の整理」などはこれまでしてきたけれど、「エピソード」という視点はいろいろ活かせる視点かもです。