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コンセプトに関するお宝系のことば(塩見直紀選)

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いろいろなことばをこれまで「ことば貯金」してきました。そのなかで、コンセプト系のことばだけを抽出したボックスを自分のためにも作ってみました。1993年ころ、「新概念創出力」という…
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2023年7月の記事一覧

for serendipity712「概念+概念=新しい概念」

『伝わる短文のつくり方~「言語化のロジック」が身につく教科書』(OCHABIInstitute、2022)にあることば。今日のsiomemoの本の作者でいうと「芸術作品+根源」「存在+時間」もそうなのかも。

for serendipity699「そもそも、その概念は不要」

言語学者・伊藤雄馬さんの『ムラブリ~文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(2023)にあることば。「そもそも、その概念は不要」じゃない? ということが今後、増えていき、いろいろなとらわれから解かれる日も、案外早くやってくるのかもしれません。

for serendipity693「『2つの概念の組み合わせ』を目指しましょう」

細田高広さんの『コンセプトの教科書~あたらしい価値のつくりかた』(2023)より。細田さんは米国で仕事をしていたとき、「よいコンセプトにするならば英単語2つ以内で記述することをめざせ」とよく助言されました。人が1度に認識できるのはせいぜい2つの概念だからというのが背景のとのこと(176頁)。「2つの概念の組み合わせ」。「半農半X」というコンセプトもそうだったのかも。

for serendipity689「すべては、たった数文字のコンセプトからはじまった。」

江上隆夫さんの『無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか~100億の価値を生み出す凄いコンセプトのつくり方』(2014)のカバー袖にあることばより。2023/7/2のsiomemoで紹介した本も、「旅のエクリチュールということば(コンセプト)が先に生まれ、できた本かもです。

for serendipity708「コンセプトが出来て、方向が見える」

高橋宣行さんの『「差別化するストーリー」の描き方~コンセプトメーカー養成塾』(2011)にあることば。今夏はコンセプト系の本の再読期間。半農半Xというコンセプトが30年ほど前に生まれ、たしかに方向が見えたのでした。

for serendipity711「コンセプトはある日、突然変わる」

江上隆夫さんの『無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか?』( 2014)にあることば。今日のsiomemoの「以前/以後」と同じですね。それはある日、突然変わるのですね。