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コンセプトに関するお宝系のことば(塩見直紀選)

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いろいろなことばをこれまで「ことば貯金」してきました。そのなかで、コンセプト系のことばだけを抽出したボックスを自分のためにも作ってみました。1993年ころ、「新概念創出力」という…
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2023年5月の記事一覧

siomemo614「概念工事」

1992年ころ、「新概念創出力」ということばに出会い、影響を受けて30年。以前から気になっていた松岡正剛さんの『概念工事』(1980)というタイトル本。やっと手に取りました。「概念工事」とは何か。気になります。

for serendipity649「あの時点ですでに豊富な概念をもっていました」

ジル・ドゥルーズへのインタビュー集『ジル・ドゥルーズ 記号と事件』(1992)より。→「豊富な概念」をもっているということ!/豊富な概念をもっていない人/あなたは持っているか?/・・・。

for serendipity 631「問題に合わせて 概念を作るのだ」

AtoZ26のキーワードについてのインタビュー映像『ジル・ドゥルーズの「アベセデール」』(2015)より。「つねに新たな概念を創造すること、それこそが哲学の目的なのである」(『哲学とは何か?』)というドゥルーズのことばが以前より気になってきたのですが、この映像集には僕が最も知りたいことである概念創造のことが予想以上に多く語られていて驚きでした。

for serendipity644「分断の概念」

2023年5月18日の朝日新聞「天声人語」にあったことば。「民主主義国と権威主義国といった分断の概念も盛んに言われる。南の国々の影響力は増し、東西南北は複雑化した▼そもそもどの国が南なのか。四方を表す順序のように、グローバルサウスという言葉の位置づけは国によって大きく異なる。」 自分がつくる概念は「分断の概念」か、「結合(創縁)の概念」か。意識するようにしてみます。

for serendipity645「コンセプトができると仕事がひとつの物語になり、やるべきことが次々と見えてくる。そしてやりたいことがひとりのわがままではなくみんなの共通ゴールとして実現していく。すると、毎日はあっという間に楽しくなる。」

コンセプトクリエーター・柴田陽子さんの『コンセプトライフ』(2009)より。コンセプトができると、いいこと、いっぱいですね!