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10年間で10冊しか読めなかった私が、1ヶ月で4冊の本を読んだ方法

 皆さんは1ヶ月でどのくらい読書していますか? ほとんど読まないという人もいるのではないでしょうか。
 タイトルにある通り、私も本当に読書が苦手でした。つい最近、ある意識や時間管理方法を取り入れるまでは、ほとんど読書をしませんでした。IllustratorやInDesignのレシピが載っている本、「目を惹く広告デザイン○選」のような写真主体の本ではない、本当に文字が主体の本を読んだのは誇張なしで10年間で10冊ぐらいです。
 読書は嫌いなのですが、文章を書くこと自体は好きなんですよね。デザイン業務でちょっと手があいた時はライティングをやっていますし、高校2年生の時は友人Tちゃんのために短編小説を1年間で108本書いて携帯のメールで送っていたぐらいです。言葉の意味を調べるのも好きだったので頭の中に単語のストックがある程度あり、本を読むのも早い方なのです。それなのに「本に向き合うのがめんどくさい」という気持ちから、なかなか読書する気になれませんでした。
 そんな読書嫌いな私ですが、2月にはなんと1ヶ月で4冊の本を読み終えることができたんです。読書家の人からしたら笑われる冊数かもしれませんが、私にとっては大躍進だったんですよ。
 今回は読書嫌いの私が本を4冊読み終えるまで、どんなことを意識したかを書いていきます。


「短期間で読み終えなきゃ」という考えを捨てる

 なぜか今まで「1日や2日で読み終えなきゃいけない」という固定概念に囚われていたんですよね。そうしないと内容を忘れちゃうんじゃないかと思って。
 でも実際、そんなことはありませんでした。重要だったり忘れたくないことはちゃんとメモをとればいいわけだし、本当に今すぐ実践したいと思うことが本に書いてあったら、それこそ実践した方が体験も得られるのでより鮮明な記憶になるし。
 没頭して読むぐらい面白い本に出会った時じゃなかったら、無理してぶっ通しで読書する必要はないんだなと思いました。1日にちょっとずつ読み進めるだけでも読書になるんだって思ったらなんか気が楽になりました。


「全部読まなきゃ」という考えを捨てる

 本を読んでみて「つまらない、あまり興味を感じられない」と思った時は、この本の難易度は今の自分で理解できるレベルなのかを考えます。それから多少読むのがしんどい文体でも、自分の求めている情報が書いてあるのか、など。
 今の自分には適切ではないと判断したら、思い切って読むのをやめます。そして、今の自分に合った本を新しく読み始めるようにします。
 国語の授業じゃないし、今読んでいる本がテストに出るわけでもなんですから、全部読まなきゃいけないことなんてないんです。


ポモドーロ・テクニックを利用する

 世界的に有名な時間管理術ですね。私は上記の記事でも紹介したキッチンタイマーを使ってやっています。

①25分にタイマーを設定してタスクをする
②5分休憩
③①と②をもう3セット繰り返す
④20〜30分の長めの休憩を入れる
※途中、集中が切れたりしたら一度休憩を入れてもう一回①からやり直し

 こんな感じです。私は最初、本を読むための時間を1日に25分だけ作っていました。それだけでもかなり読書が捗ります。


まとめ

 「つまらなくても無理をして読み進めなければいけない」「時間をたくさんとって、集中して読み終えなければいけない」という考えを捨てると、読書ってこんなに簡単にできたんだなあってびっくりしています。これからも、もっとたくさん本を読んでいきたいです。
 フリーランスのお仕事に役立つおすすめの本を紹介する記事もいつか書いてみたいな。

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