130冊以上の積読を読みつくすまで~7・8月に読んだ本~
風呂敷を広げすぎた夏でした。
しかもこの風呂敷、四角くないのであっちこっちほうぼうに伸びていくんですね。要は「あれも読みたい」「これも読みたい」を抑制できず。結果として、読みかけの本がたくさん完成しました。積読を減らしたいんだろ、私。
勉強したいこと、知っておきたいことがたっくさんあって、むしろ本が増えてきました。積読を読みつくすのが目的なんだろ、私。
今回は2冊読了で着地しました。うーん、少ない。
7-1 文芸オタクの私が考えるバズる文章教室(三宅香帆)
もっと読みやすい文章を書きたい。人の心を思わず掴んじゃう文章術を知りたい。『なんかこの文章、いいな』って思われたい。
それ、マネしちゃえばいいんじゃない?
さまざまな著名人が書いた文章を研究して、著者の三宅香帆さんが導き出したバズる文章術をまとめた書籍です。
するすると目が文章を追っていくあの感覚、考えを共有したかのような錯覚、忘れられなくて誰かに伝えたくなるような文章はいかにして書かれているのかが網羅されています。
どうしておもしろいんだろう、が論理的に説明されていて文章力の向上、そして自分のおもしろいと思う感情を説明できるようになるのが収穫だったかな。
エッセイやスピーチ、論文から小説。さまざまなジャンルがかいつまんで読めるのもお得感があっていい。見聞を広げるのにも一役買ってくれました。
8-1 女性フリーランスの働き方(小川真理子)
長年フリーランスで活躍されているライター、小川真理子さんの経験から基づくフリーランス入門書。始め方から仕事獲得、そして長く続けていく秘訣などが綴られています。
人生のターニングポイントを乗り越えた経験が、いくつも書かれているので、先の見通しが不安という悩みにも寄り添ってくれます。
将来的に文章で稼いで生きていきたいと思うようになり、ひとまず本で先輩方の話を聞いてみようと思い、手に取りました。
境遇もなにもかもが一緒というわけではないので、すべてが当てはまることはないのですが、そういった時は「私だったらこうしようかな」と自身の考え方と向き合って「わからないから不安」を消していく作業が必要だと思うのです。
現実や対策を知れてよかった。行動あるのみだ。
学ぶ、試す、変えていく
社会人に慣れが出てくるお年頃で、ここらへんで自身のキャリアに向き合ってみました。
『ほんとうにやりたいことってこれ?』
『このまま人生終わるってどうなん?』
そういう考えが沸々と湧いてきて、理想を描いては現実を直視するという修行みたいな期間に入ってます。
正直しんどい。でも修行なので立ち向かうしかない、のかもしれない。
ここで逃げても誰にも責められないんですけどね。結局は負けず嫌いで頑固な私がクラウチングスタート決めちゃったので、走るしかないです。
インプット、アウトプットを繰り返し、自分の血肉とするしかないですね。
理想は読書広報家になること。もっとたくさんの人に本を読んでもらいたい。それは巡り巡ってどこかで、世の中を良くすることにつながると私は考えています。
私の本の感想を読んで興味をもってもらえたら嬉しいし、いずれは自分が書いた小説を読んでもらえたら嬉しい。
人に生まれた意味はないかもしれない。でも、ないってことは自由に意味を決められるという裏返しでもある。
だったら、世の中に本を広められる人になりたい。
とかいう人生設計を立てている、今日この頃でございます。
はてはて、どうなることやら。今後にこうご期待。