みんなは恋人との記念日ってどうしてる？夫と考える持続可能かつ気楽な結婚生活の話

最近、私の記事を読んでくれている方々（主にフォロワーの皆さん）って、どんな方々なんだろう？と思うことがあります。路地に佇むポストのように、必要に応じて人が立ち寄る場所になっていてくれていれば嬉しいです。

記念日の過ごし方

年齢も性別も考え方も異なる皆さんに聞いてみたいことはたっくさんあるのですが、そのひとつとして「恋人との記念日ってどうしてる？」というのがあります。

これ、友人との間でも話題になることが多いのですが、さまざまな人が立ち寄るこの場だからこそ意見聴取をしたい気持ちもあります。

我々夫婦は、交際期間2ヶ月で婚約したんですね。なので、恋人関係の間に記念日の類はほとんどなかったんです。

ただ、お互いに「誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは無しにしよう」という考えは一致していたので、その点では気楽に過ごせているように思います。

もののやり取りをしない分、定番の食事は多い方かもしれません。夫の誕生日はクリームシチュー、私の誕生日にはハンバーグを作り合います。

入籍記念日には、入籍した日に行ったお気に入りのビストロで贅沢ディナーを楽しむことを恒例にしようとか、食にまつわる約束はしている方ですね。

第2の父母のもとへ

入籍日はディナーでしたが、独身時代はもっぱらランチ利用でした。ご夫婦で営まれているお店なのですが、このご夫婦ほんとうに素敵なんです。

名古屋へ来た年からのお付き合いなので、もう5年目のお付き合い。いつも見守ってくれる、名古屋の父母のような存在なんです。

夜は旦那さんだけで切り盛りされているので、結婚式前の挨拶も兼ねてご夫婦が揃っていらっしゃるランチタイムにお邪魔してきました。

両親への挨拶かのごとく

夫は、ビストロの奥さまと初対面。なんだか不思議な感覚です。6月にあった両親への挨拶が再びやってきたようなちょっとした緊張感。

私も奥さまとお会いするのは久しぶりだったので、嬉しくってついつい頬が緩みます。肉料理と魚料理をひとつずつ注文しました。

前菜

まずは前菜。鶏胸肉のカツレツとさつまいものポタージュにサラダが添えられています。ディナーメニューで出しているカツレツのミニバージョンとのこと。

これは……！

こちらのカツレツ、切ってびっくり。鶏胸肉にハムとチーズが挟まれていて、トマトソースを絡めて食べるともうなんと言えばいいのかわからないくらい美味しい。

さつまいものポタージュも、秋の訪れを感じさせてくれるような濃厚さ。冬になると前菜は温かいスープになるんです。今から楽しみです。

真鯛のポワレ

メインがやってまいりました。まずは魚料理、真鯛のポワレ。これは、もう間違いなく美味しいやつです。ぱりっとした皮目にはしっかり塩気がついていて、エビの旨味が詰まったアメレケソースと相性抜群。お魚の下に敷かれたチンゲンサイもgoodです。

間もなくして肉料理もやってきました。鶏もも肉のソテーです。粒マスタードとマッシュルームのソースがガツンと決まっていて、これはパンが進む味です。

鶏もも肉のソテー

そのままのじゃがいもとマッシュポテトという2種類の楽しみ方をさせてくれるなんて、食材の魅力を伝えるプロだなぁとしみじみ。

ランチタイムは600円でデザートと飲みものをつけることができます。もちろんつけます、そりゃあなかなか来れませんから当たり前です。

バリバリアップルパイ（餃子の皮を使ったアップルパイ）やいちじくのタルトにも惹かれつつ、夫はピスタチオのカタラーナ、私は桃のコンポートにしました。

なんと、桃のプレートにメッセージを添えてくださっていました……！急遽用意してくださったそうで、このお心遣いの精神、見習わせていただきます。

桃のコンポートの中にはバニラアイスが隠されていました。ラズベリーソースの酸味と相まって、もうこれは言わずもがなの美味しさです。

平日のお昼に休みを取れた時には、ぜひまた会いに訪れようと思います。来週末の入籍1年記念日にディナーを予約しているので、また1週間頑張れそうです。