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〈鳥取vol.4〉「たべる」を囲む尊い輪、鳥取県民イチオシ回転寿司の話
鳥取旅4日目の記録です。3日目の記事はこちらから。
冷え性なおしるこ屋
4日目も午前中に業務を済ませて仕込みはじめる。開店2日目にして閉店日という気楽さも私には合っている気がする。お裾分けの白菜とレタス、共有の冷蔵庫内の誰のものでもないネギ(おそらく以前住み込んでいた方のもの)でスパイス炒めをつくってたべる。
割烹着を身に纏い、最後の営業。鳥取でできた友だちが次々と来てくれてしみじみとする。住人と友だちが出会う場をつくることもでき、自分がやりたいのはこういう場づくりなんだなと気づく。その中心に「たべる」があるとなお理想。
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おしるこ1杯300円。白玉は言われた数だけ入れます。おかわりは200円にしていたのですが、ここにきて初めてのおかわりオーダーが入る。素敵なお姉さんに2杯も食べていただけるなんて幸甚です。
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カフェの方にいちご農家さんがいらっしゃっていて、いちごの差し入れをいただく。住人たちはそのままいちご狩りへでかけていました。甘酸っぱくてしみる。
回転寿司「北海道」
閉店時間には素敵な大人たち5名がお椀片手に団欒しているという尊い空間ができあがる。鳥取で大人気の回転寿司「北海道」へ行ったことがないと話すと、うち1人が即座に待ち時間を検索してくれた。
「今なら待ち時間0やで!」と言われてそのまま夫婦に連れられ北海道へ。突如訪れた北海道チャンス。
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日本海に面する鳥取県は海の幸に恵まれている。そんな鳥取で暮らす人たちが太鼓判を押すのだから、そりゃもう期待は膨らむわけです。
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極寒の中たどり着いた北海道は下調べ通り待ち時間
なしで入れました。まずはアッツアツの石狩汁を。みんなはおしるこで多少なりとも温まっていただろうけど、女将はおしるこを飲んでいなかったので腹の底から冷えておりました。くああ、溶ける!
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おすすめされていた炙りトロサーモンは、わさびなしにするとレモンがつく模様。ネタが大きい、その上とろっとろにとろける。ああこれはおすすめしたくなりますわ。鳥取の北海道、恐るべし。
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友人いわく「北海道に行くなら冬」とのことだったので、ベストタイミングだったみたい。あん肝と白子も注文。あん肝が板状で出てくるなんて感動。
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旦那さんの方が気に入っているらしいお頭揚げも注文。お寿司屋さんの揚げものってどうしてこんなにおいしいの。骨をしゃぶるところまでみんなで食べた。
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帰ってからはちまちまと片付けや作業をし、みんなでしゃべって床につく。この日の晩、かなりひさしぶりにお腹がちぎれるほど大爆笑した。
そして私の中での鳥取あるある、持ってきた本がなかなか読めない。それ以上にしたいことがあるというのはありがたいことだと思いつつ数ページだけ読み進めてから寝る。