本が読めるようになってきた
子どもの頃は、親が何度もご飯よーと呼びにきても、返事もせず本を読みふけるというような状況だった。
とにかく、他のことではボーッとしてるのに、本に関することになると人が変わったような(大げさだけど)反応をしていた。
そのくらい、本が好きだった。
物語も図鑑も漫画も、なんでもOKで、とにかく好きだった。
過去形…
好きなことに変わりはないんだが。
…読めなくなっていた、ここ数年。
本だけではなく、文書の類いもなかなか読み込めなくなっていた。
ハッキリ言うと、1行読んだだけで「飽きる」。
読み進むのが、面倒で面倒で、仕方なかった。
内容に興味がないわけではない。
知りたい。
でも、誰か簡単にまとめて教えて、って感じで。
本当に集中力がなくなったのか、なんなのか。
読みたいのに、読めない。
積読ばかり。
そして、ある期間が過ぎると、ネットの評価などだけ読んで(!)←読めるじゃん?、結局はきれいなまま、メルカリ行き…!を繰り返す有り様だった。
ところが。
ここ3日で、突如、読めるようになってきたのだ!
何かしたわけではない。
いつもどおり、また、タイトル見たりして興味が湧いたら本を買い積読…
ただ、きっかけとなったのは、たった一冊。
この一冊。
月とコーヒー
吉田篤弘
寝る前に読むといい本として紹介されていた。
うん、短編ばかり、24ピース。
読みやすい。
でも、だからって、他の本まで読めるようになったのは、なぜだろう?
それは、飽きたら次、飽きたら次、とジャンルを問わずに広げまくる、をやってみたらこれがなかなか良かった。
飽きてもお構いなし。
雑誌も、漫画も、絵本もとにかくあらゆるジャンル混ぜこぜに。
啓発本も、専門書も…。
ついでに、Kindleで電子でも読んだ。
そうすると、この本だけは、飽きずに1編読めたのだ。
あれ?終わり?という感じで終わる。
悪い意味で、中身がないわけではなく。
それを狙って書いてある。
あ、そうだ。
それだよ。
いつからだろう。
きっと最後はこう終わるだろうとか、どれも似たようなもんだなとか、もう最後まで見ないで、ネタばれみたいな評価だけ読めば、だいたいわかるからいいかーと思いながら読んでだ気がする。
そりゃ、飽きるよなー笑
結局、勝手にすぐオチをつけてた、ってワケだろう。
読み進むと何があるんだろう?と子どもの頃は思っていた。
そりゃ大人になったんだから、ある程度はそんなもんだけど、思い込みしかできなくなってきてたんだと思った。
自分の中のワクワクを捨てていた。
だめじゃん笑
ワクワクしないのは、自分のせいだったんだよなー
そんなワケで、私は学びを捨てていたように思う。
そうなる理由があるんだけど、まあ、それはまた今度!