あああああああああ!!!
筆者は文芸部をやっている。で、今回そのツテで、他校の部誌を手に取る機会を頂いた。ショックである。ショック。並々ならぬショックが、今ぼくの脳髄を巡回している。なんだろうか、あの、キャッチーさ。取っ付きやすさ。なんだろうか。あの、クオリティ。
ぼくの高校は所謂作品勝負だった。作品がどれだけおもろいか、それに全てつぎ込んで、それ以外の要素はほとんど削ぎ落としていた。
だが。
さっき最優秀賞をかっさらって行った高校の部誌を見た!!!!
ヤバかった。見ただけでそのクオリティの高さが伝わってくる。知り合いからその高校の文芸部はかなりブラックとは聞いていたがこんなものを出してくるとは。
対してぼくの部誌。…おもんない。なんもない。おもんない。それになんか堅いし、堅いし、堅い。こんなん手に取っても面白くない。中身小説しかないし。挿絵もないし。ポップじゃない。ウケない。
てか、ぼく頑張って作品書いたけど、
中身見られてなかった!!!
審査基準に文章それ自体が含まれてなかった!!
誠に遺憾である!!!!
まあ、とはいえ、個人部門にはぼくもひとつ、短編をねじ込んだので、小説の評価はそこでなされる…と思いたい。
だがしかし!!
僕は憤慨した。
やれ、伝統だ、なんだ、といって、体裁を全く変えなかったことの弊害が今発生したのだ!!これこそ我が校最大の失敗である!!大失態である!!
ぼくは絶対に革命を起こす。
これは創作者としての情熱である。失ったはずの情熱が何故か今ぼくの心には湧いている。何故だろうか。何故なんだろうか。
現実を全て諦めてまで創作に情熱を注ぎ続けてきた以上、その創作の総体ともいえる「部誌」というものが評価されないのは腹が立つのである。
ぼくも一創作者だ。
文字書きだ。
絵描きだ。
だからさすがに、そこにはプライドというものがある。
最近死のう死のうと、昨日もショックな出来事があって首を吊ろうとしたが、何故か今になって情熱が湧いてきた。
これだ。
これなのだ。
ぼくの生きる理由とは全て創作のために存在しているのだ。
創作のために生き、創作のために死ぬ。そんな純文学気取りの人生を送ってみたりしたい。
そんな一創作者の妄言を、ここで書き散らすことにする。