![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162174798/rectangle_large_type_2_9a93a1c824a2dd070a2f3010190ddb4c.png?width=1200)
御伽噺だから韓ドラが好きなんだなって
先日「愛の後に来るもの」をみました。
タイトル無茶苦茶よくない?
完全にタイトルに惹かれた。
なんか良さそう。
が、しかし私の感性には合わなかった。
まずヒロインの女の子。重い。
若いといえば若いのか、それともお国柄なのか、
何時間おきの連絡がないとキレるし、彼氏の職場眺めにいくし、
挙句頑張ってるのは分かるけど一緒の時間が少ないと言い出す始末。
(彼氏は学費の為に頑張って働いている)
そんなに好きで一緒にいたいなら自分がもっと働いてお金渡せば一緒にいれるんじゃない?と現実的な意見しか出てこない私からすると彼女のわがままっぷりにすごいイライラした。
続いて彼氏。優柔不断すぎ。
優柔不断ゆえに優しいとも取れる場面も多々見られたんだけど、肝心な場面でもはっきり言わないし、基本的になあなあにして濁すし、結婚式ドタキャンは性格どうこう置いといてダメだろ。と。
彼女に対してももっと自分の意見を伝えるべきだし、その優柔不断さ(優しさ)故に人を傷つけてるんだと気づいてくれ〜と。
この2人の役柄、
嫉妬深くパートナーに依存しがちな韓国人、
はっきりしない優柔不断な日本人、
日韓のお互いに嫌だと感じる特徴を前面に押し出してて、すごいもやっとした。
個人の性格だろ。と思うにしてもそれぞれのお国柄が出てて逆に国際結婚を妨げそうなドラマだなーと。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162174847/picture_pc_760d196fb8df04f742500f8f9607d764.png?width=1200)
そしてサイズ感やばい萌える
後これで気づいたんだけど私韓ドラが好きな理由として現実にはありえない一種の「御伽噺」だから好きなんだなーと。
「君に出会えてよかった」とか「君が僕の全てだよ」とか、そんな歯の浮くようなセリフは韓国が舞台で尚且つ韓国語という自分の日常に起こりえないことだからこそときめくし楽しいんだなーと。
日本語でその言葉を言われると「うっ」とお腹を蹴られて鳥肌がたった。私には無理だ。
これは健太郎が悪いんじゃなくて日本語の甘い言葉耐性のない私が悪い。
とまあそんな発見もあり、イライラしつつもなんだかんだ完走。
主役2人の性格以外はかなり好みで、ちょっと薄暗いトーンとか、舞台になった井の頭公園も無茶苦茶好きだし、話のテンポのちょうどよかったし、まあ何より主役2人の現在のパートナーが良かった。
彼女の心の揺らぎに気づきつつも普段通りを心がけ、変わらず優しい言葉や態度を示してくれる彼氏。
プライドと本心の狭間で情けない言動とかしちゃって自分でも迷子になり始める彼女。
彼女に関しては同性ということもあって感情移入しすぎて震えた。
恋愛になると無様になるよね。
いい女で通ってる人ほど余計そんな無様な姿が辛くなるよね。
でも大切な彼氏を手放したくないんだよね。
そんなことを思いながら悪い人にはなりたくないから恋敵にアシストしちゃったりするんだよね。
分かる。
もうこの2人の幸せを願わずにはいられないよ。
彼氏の方は見たことあるなーと思ったら麗の怖いお兄さん。
キツめの顔のせいか、まろやか俳優のライバル役になっていっつも幸せになれないイメージ。
彼にも幸せを。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162175016/picture_pc_58864de62bcda7d890c90e664748171d.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162174975/picture_pc_401252080650294af74a214fb199457e.png)
今の韓ドラはイケメンが好まれるイメージ
後このドラマを見て良かったと思うのが結婚式の劇中で歌われる、
How long will i love you
むーーーーーーちゃくちゃよかった。
原曲よりもセヨンちゃんの方が好きかもしれない。
というかセヨンちゃん歌うますぎて。
彼女の声が歌詞の重みを増して良かったよ。
幸せでいっぱいで幸せでいっぱいなんだけどその幸せっていつまでも続かないじゃん。みんな。
そんな嬉しさと切なさの交差した歌詞が胸に響いた。
この歌に出会えたことが今回のドラマの収穫と思えるほどにいい歌でした。
アバウトタイムでも使われているらしく、ミーハーなので映画も見ました。いい話でした(適当)
とまあいいところは良く、共感できないところも多く非常に歯がゆいドラマでしたとさ。チャンチャン。
それでは。