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私の人生、スーパージュニア


たまたま東京にいて、
たまたま都合がつきそうだったので、
飛び込みコンサートしてきた。

最近追えてなかったし、
行くか少し迷ったというのも
正直なところなんだけど、
会いたい人には会えるうちにという気持ちを
大事にしようと思い参戦を決意。

昔からの悪い癖なのだけど、
楽しみなことがあるとウキウキしすぎて
直前に体調崩すのね。
今回も例に漏れず前日の夜は寒気と頭痛にうなされ
「死んでも行く!!!」
と言いながらひたすら悪寒に耐える。
迎えた当日はなんとかコンディションも戻り、
後少し、後少しとギリギリまで仕事をしてたせいで、
電車に一本乗り遅れ開演30分前に会場到着。
ペンライト買いたいし、
トイレも行きたいんだけど、
なんせ人!人!人!
コンサートというものが久しぶりすぎて完全に舐めてた。
人混みに飛び込む力もなく、
二つとも諦めいざ会場へ。
西武ドームって外なのね。
これも舐めてた、寒い。
体調不良のおかげで
たまたまポッケに入れていたカイロに感謝しつつ
終始寒さとの戦いだったよ。
一つ学んだ。


椅子にたどり着くまで
周囲の様子をチェックしてる限り、
キュヒョン・ウニョク・トゥギの人気がすごい。
というかそんなうちわをたくさん見た。
が、始まると兄さんへの声援がすごい。
一つ喋れば「わー」二つ喋れば「きゃー」
・・・なんで?(兄さんペン)
まあそんなこんなで
電車でしか予習しなかったものの
意外と昔の曲もたくさん歌ってくれて一安心。
というよりも、もうもはや曲なんか知らなくても、
彼等が歌ってるだけで、踊ってるだけで幸せ。
喋ってるだけで動いてるだけで可愛い。
もう来てよかった!と開始5分で満足。

1度目のMCで思ったけど、
彼等はやっぱりコンサートというより漫談しながら歌う会とかにタイトル変更した方が良いと思う。
というかもはや歌わず
ずっと喋ってればいいと思う。
と、感じるほどに面白い。
オチをつけなければ満足しない集団。
ボケずにはいられない集団、
それがスーパージュニア。
誰かが喋ってても横で誰かが、
何かしら映り込むし、
真面目に話してるのに全然聞いてないし、
なんなのこの子達。
でもこの長年いるからこそ生み出せる
家族みたいな雰囲気が大好き。
新人アイドルのまっすぐ立って両手でマイク握って、
下書き頑張って覚えました!
みたいなMCも可愛いのだけど、
そもそも日本語喋る気なくて
韓国語でつらつらと喋る姿も、
よく分かんない日本語覚えて喋ったらウケたから
調子に乗って何回もやっちゃう姿も可愛いんだ〜。

ぽよよが頑張って日本語話してくれるのも
すーっごい可愛いかったし(本当に30代男性?)
最後に畳み掛けてくる
発音抜群の馬様の英語もいいんだけど、
あ、この子は本当に頭いいんだな〜って感じる
ギュの日本語が好き。
自分の知ってる単語で、
自分の言葉で都度都度言葉を絞り出してくれていて、
普段から勉強してくれてるんだろうな〜
って人の喋りだった。
まあなんといっても大優勝は、
「まじミアネ〜」を連発するウニョクですよね。
この子は日本語でもちゃんと笑いをとりにくるな。
他の子のMC中も
ちょこちょこ日本語でツッコミ入れるんだけど、
ウニョクが喋るたび爆笑。
まあウニョクに限らずだけど、
やっぱりこのグループは、
真のエンターテイナーなんだと改めて感じたよね。
チンチャやばい。

と、記憶の大半が爆笑MCを占めてるんだけど、
まあそれぐらい
彼等が笑いのセンスがあるって事だよね。

心に残ったと言えば
トゥギの丁寧すぎるお辞儀が健在だったこと。
私がハマり出した頃は全盛期を終えたぐらいで、
まだまだ先輩も同期も活躍していた時。
その時からトゥギの深すぎるお辞儀と、
会場を回り歩いて全方位に挨拶するのは、
絶好のイジリポイントで、
メンバーからもよくマネされてたんだけど、
今でもそれをしてるトゥギの姿が胸に刺さった。
あの頃と違ってもうベテランアイドルだし、
心の底から芸能人として染まりきっていても
おかしくないキャリア。
それでもファンに感謝を忘れず終始ペコペコして、
歌ってる最中も、MCの時も、終わりの挨拶も
何度も何度もお辞儀をしてる姿に胸が熱くなった。
その謙虚な姿勢を持ったリーダーだから、
きっとこうやってファンにも業界の人にも
たくさん愛され続けてるんだよね!
ずっと私たちのリーダーでいてくれて、私たちを愛してくれてありがとうね!


もう一つ、KRYがハナミズキ歌ってくれたのね。
初めて行ったコンサートが
KRYのクリスマスコンサートで、
それがもう10年以上前の話。
その時もハナミズキを歌ってくれて
すごく感動したのを覚えてる。
気づけば当時のぎゅの年齢どころか
兄さんの年齢も追い越してしまって、
この10年間の間に彼等はメンバーの脱退や兵役開始
兵役戻りに後輩の死とかご家族の色々とか、
まあ言い出せばキリがないんだけど、
たくさんの経験をして、
私は私で就職に引っ越しに人生の挫折にと、
10代の少女がアラサーのお姉様になる過程を
存分に経験して、
そんな時の流れを実感して涙が止まらなかった。
10年って長いよ。
長いんだよ。
だからこそ、その長い時間、
ずっと走り続けてくれる彼等には感謝しているし、
今も好きでいれる自分の心も素敵だなって思う。
ここまでくるともう数字なんてどうでもよくて、
大好きだった彼等が
こうやってまだ元気な姿を見せてくれる。
それだけで幸せなのね。
別に音源が売れなかろうが結婚しようが、
どうだっていいの。
姿を見せてくれるだけで。
10年後だって20年後だって彼等の姿が見たいな。
座ってる息子を指さして、
「あ、これが僕の息子でーす」
なんて姿も見たいな。
と、思うんだよね。


今時のアイドル達みたいに
キレッキレのダンスもしなければ、
エネルギッシュな訳でもなければ、
とりわけ目立ったコンセプトがある訳じゃない。
それでも私は彼等が好きだし、
彼等を好きである自分に誇りが持てる。
そもそもスーパージュニアにハマらなければ、
他のアイドルにも辿り着いてない訳だし、
スーパージュニアは私なエネルギーの源であり、
私の人生だな。
改めてそう思ったよ。
ありがとうね、スーパージュニアのお兄さん達。
これからもよろしくね。

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