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海外旅行初心者のイギリス旅行記 前編

1日目:羽田空港→イスタンブール空港→ヒースロー空港

ほぼ初めての海外旅行でわからないことばかりだったため、ツアーに参加。
飛行機などの手配も旅行会社に丸投げしていた。

今回イギリスまでの空路はターキッシュエアラインを利用。
同行者である母がしきりに不安がっていたので、つられて不安になる私。
何があってもいいように覚悟は決めていた。

実際乗ってみると、サービスも悪くないし、機内食おいしいし、かわいいアメニティももらえてむしろハッピーである。

機内食に興奮してインスタのストーリーに載せた写真(ご丁寧にメニュー付き)
アメニティが入ってるポーチは2種類あったよ

ドブ色(母曰く)のネイルしてる右側の手が私。
いやこれDeserted Forest(荒廃した森)色だから。

ネイルに見えるけどドアに挟んで内出血してるだけの左側の手が母。
意図せずお揃いカラーになってしまった。

イスタンブール空港では乗り換えのみだったが、荷物検査が何回かあって緊張した。
どうやらパリオリンピックの影響らしい。納得。

イスタンブール空港おしゃれ なんかの木を模してる?

2日目:チェスター

ヒースロー空港に着いた後、バスに乗ってChesterへ。

こうして見るとロンドンからはかなり離れてるね…
バスで約5時間かかったもんね。

街の中心部に着くと、The Rows(ザ・ロウズ)という建築様式の白黒の建物が目につく。チェスの盤面みたいで素敵。
どの建物も似てるけど全部違っておもしろい。

The Rows
建物の間から覗くEastgate Clock
橋の上から見える街並み

ヨーロッパに来た実感が一気に湧いた。
建物の1階にお店が入っているところが多くて、お買い物にちょうど良さそう。
お土産物はあまりなくてカフェとか服屋さんが多かった。

30分の自由時間が与えられたので、私たちはチェスター大聖堂に駆け込む。
写真で見たステンドグラスがとても綺麗だったので、どうしても行きたかったのだ。

細工が凝ってて圧巻 心なしかここは空気が澄んでいる

やっぱり綺麗!
床に映った色もゼリーみたいにきらきらしていた。

日本にいると教会に行くこと自体なかなか無いので新鮮。
たまたまかもしれないけどこの時は空いていてゆっくり中を見られた。
実は道中にあったスタバに心惹かれてチェスター大聖堂とどちらを取るか悩んだのだが、スタバを諦めて正解だった。

この日の観光はチェスターのみで、ホテルがマンチェスターにあるのでまたすぐ移動しちゃったけど、ここだけで1日過ごせると思う。

要塞都市だった名残で城壁がまだ残っているので、今度はそこを歩くのもいいな。

ホテル:ibis Styles Manchester Portland Hotel @マンチェスター

私たちが泊まったホテルにはパブとカフェを兼ねたレストランが入っており、この日の夕食はそこで食べた。

ビールはBud Light(バドライト) 薄口で飲みやすい
メインのお肉 ローストポークだった気がする

イギリスでビールを頼むときの単位はpint(パイント)というらしい。
パブスタイルにのっとって先にビールの料金を払いテーブルに持っていくことを教わる。
お金を出そうとすると、店員のお姉さんに話しかけられた。

Can you show me your ID?
(身分証明書みせてくれる?)

年齢確認だ!!!!

日本では一度もされたことないのに。
マイファースト年齢確認イズ25歳。海外で。
これはいい話のネタができたぞ〜

まあ髪も染めてないし、顔もフライト時のまますっぴんだったし。
その状態だと外国では未成年か疑われるのだなあ。
ちょっとショック、でもなんか嬉しい。年齢確認ってこういう気持ちなんだ。

いい思い出ができたところで、長時間移動の疲れを癒すため部屋に戻ってすぐに寝た。

3日目:ウィンダミア湖、ボウネス(湖水地方)

細長い

雨が降ったり止んだりでイギリスらしいお天気の中、ウィンダミア湖のクルーズに参加。

イギリス国旗🇬🇧立っててかわいい
船内にはカフェもある 寒すぎて飲んだホットチョコレート、濃厚で美味しかった
湖のほとりにお家建てるのが夢になりました

お天気よかったらもっと綺麗なんだろうなー!
これはリベンジするしかない。

船を降りるとそこはBownessの街。
私たちはアフタヌーンティーをいただいたよ。

アフタヌーンティーしたThe Lamplighter Dining-Rooms
ちゃんと3段あるよ

1段目 スコーン(ジャムとクロテッドクリーム挟んである)
2段目 アップルパイとブラウニー
3段目 サンドイッチ4種

日本でも2回だけアフタヌーンティーに行ったことがあるのだが、どちらも凝ってて色んなスイーツが乗っていたのに対し、ここのアフタヌーンティーはシンプルで普段から食べてそうな感じだった。
本場のアフタヌーンティーはこうなのね〜

3段目から初めて2段目、1段目と上に食べ進めるのが一応の約束らしいが、個人的にブラウニーは最後がよかったので勝手にそうした。
紅茶ももちろん美味しかった。


その後は1時間半ほど散策してよいことになったので、待ちに待ったショッピングへ。
Bownessは日本でいう軽井沢みたいな雰囲気だった。

服屋さんがたくさんあったよ
ワンちゃん連れが多い イギリス人って犬好き?

妹へのお土産を買いにバスグッズのお店に入ったら、英語力の低い我々のために店員さんがGoogle翻訳を駆使して丁寧に説明してくれた。

もともと買うつもりで入ったけどそんなに優しくされたら買う以外の選択肢ない。

店内のディスプレイがおしゃれ

Bath Houseっていうお店で他にもいくつか店舗があるみたい。
天然素材のバスグッズが欲しい人は行ってみてね。
私はbamboo & jasmineの香りに惹かれてボディローションを妹へのお土産と自分用に買った。

他にもFatfaceやLove the Lakeというお店で買い物したので、お土産の記事も書いて紹介したい。

ボウネスの港 餌をもらいたい鳥がいっぱい

おまけ:ホテルでのプチ事件

ホテルは同じところに2連泊した。
いろんなホテルを経験したい気持ちもあったけど、荷物の整理などが省けて楽だったので連泊いいなあと思った。

夜ご飯は、ホテルからほど近いマンチェスターピカデリー駅内のスーパーで買おうということになっていた。
イギリスでの食事に生野菜がほとんど登場しないことに私たちは気づき始めていた。
食べれる時に野菜も食べておかないと、このままでは確実に肥える。
私たちはとにかくフレッシュな野菜を求めていたのである。

しかしそこで、実家から飼い犬の訃報が入った。
私は実家を出ているので毎日の様子を見ていたわけではない。
母によれば予兆はあったと言うし、もう長くないことは分かっていたけど、悲しい。

夕食を買いに行く気力が削がれてベッドから起き上がれずにいると、警報のような音が鳴り響いた。
火災だろうか。しかし私たちの部屋にはそれらしい異変は起きていない。
音が途絶えてから様子を見に廊下へ出ると、火災時に自動的に作動する非常扉が閉まっている。

何が起きているのかいまいち理解できないまま、仕方なく非常口のマークをたどって脱出を試みる。
それにしても他に人が移動している気配が無さすぎる。
避難経路の途中途中にある扉は一度閉まると外からは開けられない仕組みになっているので、引き返すことも叶わず進み続けると、外へ出た。

消防車はいない。サイレンも聴こえない。
ホテルの入り口からフロントを覗くが、従業員はこの事態に気づいてもいないようで、全く平常通りにパソコンと睨めっこをしていた。

おそらく火災報知器の誤作動だろうということで、私たちはそれ以上何もしなかった。
それにしても恐ろしいほどのタイミングでいろんなことが起きた。
くよくよしてないで前に進めという天啓だろうか。

そんな騒ぎがあって、ずっとしんみりしているのがなんだかよくないことのように思えてきたので、私たちは食料を調達しにスーパーへと向かった。

悲しくてもつらくてもお腹は空くのだなあ。

Marks & Spencerでヘルシーご飯を買ったよ

以上、ホテルでのちょっとした事件をお送りしました。

長くなるので前編はここまで。
後半へ続く!

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