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【タイに行こうが行くまいが】知ってほしいタイ料理の食べ方。
わたし…前回の記事でもっとナンプラーについて語るつもりだったんですよ…
なのに気づいたら魔除け!魔除けできた!って…
はしゃいじゃって…
最後にじまんしようと思ってた自家製ナンプラーも載せ忘れて…
ッカ〜〜!!バッカじゃないの!ホンマに!コイツは!
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まあもうナンプラーのはなしはいいよ。って思ってるあなた、
事の重大さがわかってない!(自分が忘れておいて)
ナンプラーつけずにタイ料理食べてる日本人を放っておくなんて…
醤油つけずに寿司食べてる外国人を放っておくようなものなんだから!
てことで今回は、全然食べ物にこだわりも好き嫌いもないわたしでさえ
「はよ言わんかいコラア!知らなくて損したやないかい!」て思った
タイ料理の食べ方の基礎知識のはなしをします。
とくにこれから初めてタイに行ってみて、
適当な店で適当にオーダーして適当になんか食べてみようと思っているタイをナめくさった旅人におすすめの内容になる予定。
では、気を確かに持って、書いてみよう!
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基本のフォーメーション
はじめてタイ料理を食べたとき、食べにくいなあと思いました。
スプーンでは追い詰めにくく、フォークでは刺しづらく、箸ではつかめない。イラア…。
タイ人を見てみると、みんな左手にフォーク、右手にスプーンを持っています。
ホウキとチリトリの要領でフォークでスプーンの中に食べ物を集めて、スプーンを口に運びます。
スプーンは大きいものをカットするナイフの役割も果たします。
やってみたらわかるけどこの方法は大変合理的。
初めてでも意外とできます。やってみて。
わたしもいまやすっかり板についたこの食べ方、
見た目も妙にエレガンスになりいい感じです。
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全部は食べれんけん
タイ料理はしばしば、食べないことを前提としたものが入っています。
その代表がわたしの大好きなトムヤムクン。
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レモングラスの根っことか、生姜のかたまりとか、コブミカンの葉っぱとか、あれは食べなくていいやつです。
あとソムタムっていうパパイヤサラダ。
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あの中のライムとか
ちっさいカニも深追いしなくていいやつです。
そっと皿の端によけておきましょう。
無理して食べないように。
辛くしないでって言ったのに
ローカルなお店の場合「辛くしないで(マイペーット)」とオーダーしてもまともにとりあわれないことがある。「チリを入れないで(マイサイプリック)」と言う方がまだちゃんとやってくれます。
しかし、タイ語を齧ってない人がカタカナで読みあげても絶対通じないのがタイ語……、
ไม่ใส่พริกという文字をケータイの画面で見せるのがいいかも。
ちなみにほぼ全てのレストランにある、辛くない安全なメニューはカオパットข้าวผัด-炒飯です。
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辛いの苦手な人は命が惜しければ
だまってカオパット食べましょう。
カオパットクンがエビ炒飯
カオパットムーがポーク炒飯です。グッドラック。
そしてナンプラー
卓にいろいろわけわからんほど調味料が載っているのがタイ料理屋。
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ちょっといまだに砂糖や酢の使い道はよくわからないんだけど、
とにかく重要なのがナンプラー。
魚醤。魚肉でできた醤油です。なんかすごいよね。
余談ですがわたししらすとか数の子とか大量の命がギュッてなってる食べ物好き。
ナンプラーもそんな感じですかね。
臭いけどだまされたとおもってトライしてほしい。
ライムとトウガラシが入ったやつがだいたいのごはん屋さんにもあります。
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こいつを
カオパットにもタラッ
ガパオライスにもタラッ
目玉焼きにもタラッ
白ごはんにもタラッ
塩味強いからかけすぎには注意。
昔は液体だけをすくってかけてたんだけど、近年はトウガラシも数個いっしょにかけてロシアンルーレット的に訪れる辛味を楽しんでいます。
もうこれが無いと全然おもしろくない。
日本でも再現可能
タイ料理屋が1軒も無いわが町ですが
スーパーにナンプラーとライムはあったので、栽培したトウガラシで自作してみました。
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切ったライムとトウガラシをビンに入れナンプラーを注いだら出来上がり。
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くどいかなリールもつくってみました。
コレさえあれば日本でもタイ気分!
ホームシック無縁!
まだまだタイ料理のはなししたいんだけど、
長くなっちゃうので今日は超基本編ということで
このへんにしておきます。
じゃ!
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