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【愛媛マラソン】We did our best!

大会前のはなしはこちら↑↑

足痛くて早起きしたからつづき書く


AYU袋

大会当日の朝、ホテルのロビーで友人夫婦を待ちながら、ふと気になったのが手荷物預け袋に書かれたキャッチフレーズである。

ジャケットとかを預けられる大きな袋
新しく、私らしく、あなたらしく

公募で選ばれた言葉らしいけど…
ちょっと言いにくいけど…
あゆやないかーい

ホテルがマラソン会場の目の前だったので、ロビーも外もAYU袋をもった人でいっぱいだった。

会場入り

目の前のホテルから来たのに会場に着いたら着いたでまたトイレに行くべきな気がして並んだ。
大きい方だったら絶対間に合わないレベルの列だった。幸いそっちはホテルで済ませていたので本当によかった。

トイレの列
長蛇の列

トイレ後は記念撮影

友達夫婦と4人で
左が友人夫婦。旦那さんはマラソンエキスパート。奥さんはフルは初めてだけど毎週ハーフ走ってる猛者。

そしてゲートイン!


マラソン歴のないわたしたちはここで友人夫婦と別れ、おそいものたちやコスプレ隊の集まるGゲートへ

みきゃんとツーショット
みきゃんおった。

Gゲートは最後にスタートするから待ち時間が長く、雨も降り出してけっこう寒かった。

スタート後

沿道の声援がすごくて、まるで自分が有名人にでもなったかのように感じた。

タイでハーフマラソンに出たことはあるけど、タイは暑さ対策で超早朝or夜に走るからあんまり応援はないのだ。

スタート待ち時間が長かったせいか、夫もわたしも走り出してわりとすぐまたトイレに行きたくなった。
同じような人がたくさんいたようで、5キロ地点くらいのトイレの行列が長くてかなりタイムロスしてしまい、5.9キロ地点にある関門を通過するのが閉鎖時間ギリギリになってしまった。

「あと4分しかありません!」と言われたときは
まだ全く疲れてもいないのにまさかここでおわるの!?とさすがにあせった。

それはさすがにエントリー費の元が取れない!と思ったまじで。

でもわたしたちのうしろにも人はたくさんいたので、うっかりあそこで終わってしまった人もいるかもしれない。

そしてわたしたちはその後も遅れを取り戻せず、各所に設置された関門を封鎖数分前に通過するギリギリランナーになってしまったのだ。
それはなかなかスリリングで、
「まだ間に合うよ〜!」とか熱の込もった声援もたくさんもらい続けた。ありがたい。

そしてその結果

ついに関門封鎖に追いつかれたわたしたちは30km地点でリタイヤ。
ここなら充分元は取った感ある。

リタイヤ地点のツーショット
リタイヤしてヘラヘラしてんじゃないよ!

敗者を乗せる輸送バスに乗り込んだ。

勝負事やスポーツで負けても悔しいと思えないのがわたしの昔からの欠点である。

今回も、完走しないともらえないタオル1枚分の悔しさしか湧いて来ず、
バスの中でも夫が落ち込んでいるのかどうかだけが気になってしょうがなかった。

落ち込んでたらかわいそうなので、
We had fun(楽しかったね〜)とか
Anyway 30km is our longest run
(30kmってうちら的には過去最長記録ね〜)とか
Anyway we're still in one piece (ケガもなく無事で終えられてよかったネ〜)とか言い続けてたんだけど、彼もWe did our best so it's OK (ベストは尽くせたからよかった)と笑いまあまあ元気そうだった。

友人夫婦は堂々の完走を果たした。パチパチ!
今回余裕のペースで奥様のサポートに徹した旦那さんは
給食ポイントで出された美味しいもの(みかんやどら焼きや坊ちゃん団子)を全て召し上がったらしい。いいなー!

美味しいものが出たらしい場所

ちなみに我々ギリギリランナーには美味しいものは一切残されてなかった。
いや、バナナだけあったわ!美味しかった。

おそいランナーに食べ物は残ってないという噂を聞いて色々補給食を持参していて良かった。
空腹でガス欠になっていたら、同じリタイヤでも精神的にもっとキツくてつらい思い出になったと思う。

前日買った補給食
完走しなかったから余ったけど。

そしていま

ただいま翌日の朝、完走しなくても30キロ走った足はバカ痛い!

フルマラソンにまた挑戦するかは今はコメントをさしひかえさせていただく。だれにも聞かれてないし。

でもハーフなら最初から最後まで楽しめる自信はついたのでイベントあったらふつうに出たいな。
20kmを走る事さえ2年以上前のわたしなら考えられないことだったので、われながら強くなったんだなあと自画自賛してしまう。

ちなみにわたしの弟は数年前に職場の都合で愛媛マラソンに参加しランニングの習慣もないのに完走している。

このエピソードのせいでなんとなくわれわれのダメさが引き立っちゃう感は否めないが、彼からは今回
「すごく寒かった」「すごく痛かった」「すごく腹減った」など経験に基づいた役立つアドバイスをいろいろもらったのでこの場を借りて感謝の意を伝えておく。あんがとよ。

今日は友人夫婦のフライトが夕方らしいのでそれまで遊ぶみたいだけど、こんなボロボロのわたしたちにどんな遊びができるのだろう。

では、アパのベッドより。
愛媛マラソンレポは以上でした。

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