【祝】老化開始のごあいさつ。
じまんじゃないんですけど、
マウントとか思わないでほしいんだけど
わたし、さいきん、
白髪がふえたんです!
フォーーーーー!オットナー‼︎
…ビックリしました。
自宅の照明だとよく見えないからわかってなくて。
試着室で気づいて。ワークマンの。
ビックリしたけど、悲しくはないんです。
はじめて乳歯が抜けたときみたい。
身体が未知の領域に突入したことへの
畏怖とトキメキ?みたいな?
ところでわたしがそんな未知なる成長を遂げたというのに、祝いの儀式はないんでしょうか?
白髪を屋根や縁の下に投げたり、
アメ持って写真撮ったりモチ背負って歩かされたり、赤飯炊いたりしなくていいんでしょうか?
いいんですね。わかりました。
てことでセレモニーはないのですが、これから一生の友となる白髪との付き合い方を考えながら発表し、老化始めのご挨拶とさせていただきます。
余談ですがわたくしいちおう日本の国家資格である美容師免許を持っていまして。
毛に関してまったくの素人ではない。(ドヤッ!)
でも、美容師、やったことはない。
そんなやつのはなしです。どーぞ!
-美観的観点-
白髪はみにくいのでしょうか?
うーん…わたし、白は好きです。
髪色は、全体が均一になってるよりちょこちょこトーンちがいの色が入った方が動きが出てええ感じになるし。
フェルメールの絵画で使われてる、ポワンティエ技法ってあるんですけど。
ちょんまいゴミみたいな白い点をあえて散りばめることでなんか妙にかわいくまばゆくなるっていう、ウソみたいに効果的な技法なんですけど。
わたしもこのさい白髪でうまいこと
ポワンティエしてフェルメりたい。
そのように白髪は使いようによってはチャームになるポテンシャルを持っています。
でも視覚的にちょっといただけないなと思うのは以下のパターン。
・白髪部分とそれ以外のコントラストが強すぎる。
(地毛が真っ黒とか)
・根元だけ白い(ガッツリ染まる白髪染めしたのにマメに継続できてない状態)
・短い白髪がアホ毛になってる(抜くとあとでこうなりがち)
・白髪が傷んでる。
(浮いて見える分各1本の毛質が目立つ気がする)
このへんは気をつけたいとは思ってます。
-印象年齢的観点-
白髪はあると無いよりは老けて見えます。
これはぜったいそう。
そこで問う。
わたしは、若く見られたいのか……?
で思い出した。
このあいだ、美容家としても大人気の某タレントさんがインタビューで
「日本の男はみんなロリコンだから、女は若くキレイにしていないと社会でまともに扱われない」
ということをおっしゃっていたんですよ。
なんかこれショックで。
そんなモチベで励む美容の先に救いはあるのかい?て。
「そんな社会ならいらねえよ!」て思っちまったんです。
わたしも美しい人間見るの大好き。
どんどんすごい女見せてちょうだいな!ってヴィクトリアズシークレットのショー楽しんでる。
でもあんなん最強力士集団みたいなもんやん!
全ての女があの土俵に上がらんでいいやん。
スモウ以外の生き方もあるやん。
スウェーデンの画家、カール・ラーションの家の天井には「正しく古い物は永遠に新しい」と書かれていたそうです。(なぜ天井…?)
(この名言からこの画家さん知ったんだけど、ググったらステキな家とステキな人を描く人でした。)
人もそうじゃないですかね。
べつにアンチエイジングという終焉のない戦に参加しなくても
人生を慈しみながら正しく生きてたら
ずっと新鮮さを失わない
いい感じの生き物でい続けられるんじゃないでしょうか?
それをロリコンやルッキズミストが彼らの評価軸でいちいちディスってくるってんなら…
ねえ、もう、
オマエが…
コレイッチャッテイイノカナ…
オマエが…
やっぱやめとこ。
-結論-
そういうわけで、ちかぢかアッシュ系のカラー入れようかと思ってましてん!
白髪染めじゃなくて、全体的にもうちょっと光が透けやすい質感にしてバランス取りたいなあ〜って。
やる気の出た日にね。
自分の見た目のこと。
ゆるく楽しく、てきとうに柔軟に
やりたいようにやらせてもらいますわ。
******
P.S やる気出たからいまカラーの放置時間。
ピスタチオアッシュにオレはなる。