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人生で一番、恐れているのは『退屈な大人』そう呼ばれてしまう事

『人生とは基本的に遊びであり
 楽しむこと。これ以外、
 人生の意味がない。
 20代で 私が誓ったのは
 退屈な大人にならないという事』

『俺はずっと子どものままだ』

角川春樹さんの言葉です。

『退屈な大人』って何だろう?
その言葉を聞いた時に、
そう思いました。

思い浮かんだ退屈な大人とは

『当たり前のことしか言わない』
『誰でも言えることしか言わない』

日常生活の中でも、仕事でも、
結婚式などのスピーチでも同じ。

当たり前のこと、
誰でも言えるようなことを
言っても誰の印象にも残らないし、
もっと話を聞きたいとは
あまり思わない。

スピーチの時に、アメリカ人は
『ジョークから始まる』
日本人は
『言い訳から入る』と
言われています。
スピーチの一言目を聞いた時点で、
その人の話を聞きたいか
聞きたくないかがほぼ決まる。

人と違う視点、人と違う経験を
した人の話はやっぱり面白い。
話している本人も、
まわりで話を聞いている人間も楽しい。
そんな人には何度でも会いたい。

ある本に書いてあった言葉に
ドキッとしました。
『オッサン』に足りないもの。
それは『視点の数』そして、
『自分を客観視する力』

脳の老化防止にもっとも
役立つのは『初体験』
なんだそうです。
どんなに小さな初体験でも
脳の前頭葉が刺激されて、
老化防止に繋がる。

いつも、コーヒーを飲んでいる人が
紅茶にしてみる。いつもの
ウォーキングのコースを変えてみる。
行った事のない店に行ってみる。
コンビニの新商品を買ってみる。
そんな、ちょっとした事でも
脳は活性化するそうです。

年齢を重ねれば重ねるほど、
いろんな経験をしているので、
人生で失敗する事が少なくなる。
そう言われています。
ただ、実際は年齢を重ねれば重ねるほど、
失敗しそうな事を避けるようになる
だけの話なんだそうです。

『当たり前のことしか言わない』
『誰でも言えることしか言わない』

『退屈な大人』とは
絶対に言われたくない。

『オッサン』に足りないもの。
それは『視点の数』そして、
『自分を客観視する力』

小さな初体験を繰り返して、
視点の数を増やして、
自分を客観視する力を養って、
退屈な大人と言われないように
意識していきたいと思っています。

難しい事をやさしく面白おかしく、
当たり前の事を深く。
そんな話が出来る人になる。
僕が20代の頃からずっと
目指し続けている事の一つです。

僕が人生で一番、恐れているのは
不景気でも物価高騰でもなければ、
売り上げの減少でもなくて、
『退屈な大人』
そう呼ばれてしまう事なんです。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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