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自分のファンを増やしていけるのは発展途上の人間

『最良の母親とは、
 まあまあの母親である』

イギリスの小児科医で精神科医の
ドナルド・ウィニコットさんの言葉です。

人は常に発展途上であり、
いつまでたっても未完成なまま。
『完璧主義』という言葉を
良く耳にしますが、
そもそも、何を持って完璧なのか、
完璧の定義が良く分からない。

『人は長所で尊敬されて短所で愛される』

人は完璧な人間だから
好きになるのではなくて、
足りない部分、余白を持つ、
発展途上の人だからこそ、
惹かれるし、応援したくなる。

これから、自分のファンを
増やしていけるのは、
すでに成功している人ではなくて、
もがき苦しみながらも、
日々、成長を目指して、
目標に向かっている
発展途上の人間なんだと思います。

自分に自信が持てない、
自分はまだ、発展途上であり、
未完成な人間だと感じているのなら、
なおさら、どんどん、発信して、
世の中に伝え続けた方がいい。
これからの時代は
そんな人ほど、多くの人の共感を得て、
ファンを増やし続けていくことが出来る。
そう思っています。

何をするにも、
完璧であろうとすればするほど、
物事はうまくいかなくなる。
なんとなく、そんな気がしています。

欠点や足りない部分は
その人に『人間らしさ』を与えてくれる。

精神医の主な仕事は
『完璧主義から脱却させること』
なんだそうです。

過剰に完璧主義な人は
とにかく無駄なことを嫌う傾向がある。
でも、僕らは案外、何の意味もない
無駄な時間に支えられて生きている。

発信についても同じなんだと思います。
完璧で満足いくモノが書けたら
投稿しようなんて考えていたら、
そんな日は永遠にやってこない。

これまで多くの方のプロデュースに
関わってきた経験から
人気に火がつく人には共通して、
ある特徴があることに気づきました。

それは、
『完璧じゃない自分、
発展途上の自分が売れていく
ことを受け入れることが出来る』
ということ。

『強く生きる』とは案外、
『雑に生きる』なんじゃ
ないかなぁと思うことさえあります。


昨日、『発信スキルを高める3つのコツ』
講演会へ参加してくれた皆様、
誠にありがとうございました。
参加者の方々は素敵な方ばかりですごく
有意義で楽しい時間でした。
主催してくれた國場麻梨江さん、
ありがとうございました。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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