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人は誰しも必ず、自分の欠点に感謝する時がくる

『人は、弱点や欠点によって助けられる』
『誰しも一生の間に必ず、
 自分の欠点に感謝する時がくる』
『自分の弱点や欠点に感謝せよ』

19世紀の思想家エマソンの言葉です。

つい、僕らは
『弱点や欠点=良くないモノ』
そう思ってしまいがちになる。

でも、弱点や欠点は場面によって、
良いモノになったりもする。

今、役に立っているの能力は
時代の変化によって、
何の役ににも立たなくなる事だってある。

昔、銀行員に必要だと言われていた
能力は主に手先の器用さだったそうです。

お金を手作業で数えていたからです。
今は手先の器用さは
それほど、必要とされる事はない。

ちなみに、今、企業で採用選考で
重要視する項目の第一位は
『コミュニケーション能力』
なんだそうです。

『弱点や欠点』は場面によっても、
時代によっても大きく変わる。

先日、テレビのトーク番組で
ある俳優の方が
『小学校の頃、全然、
 学校に行かずに
 毎日、釣りをしていた』

そう言っていたのを聞いて、
まわりに人たちがみんな、
『すごいですね~
その頃から自分というものを
しっかりと持っていたんですね』
そう言っていた。

時間が経過すると、
学校へ行っていなかった事さえ、
その人に強みに変わってしまう事がある。

社会に出たら、
無遅刻無欠席だった人よりも、
むしろ、世間の注目を浴びて、
メリットの方が大きいかもしれない笑

僕は毎日、文章を書いて
投稿しているので、
学生の頃からものすごい
読書家だったと思われる事がある。
でも、何を隠そう、
学生の頃、僕は一冊も本を読んだ事がない。
はじめて、本を読んだのは23歳の頃です。

当時は本にお金を払う人の気持ちが
まったく理解出来ませんでした。
今は理解出来ます笑

でも、その事が今では、
僕のエピソードの一つとして
話す事が出来る。

誰もが知る有名企業の社長さんが
数名で対談しているのをテレビ見ました。

一人の方は子どもの頃、いじめられていた。
でも、だからこそ、
人をしっかりと観察する習慣が身についた。
どうして、人は誰かをいじめるのだろうと、
考えるきっかけになった。
そう言っていました。

もう一人の方は、
学生の頃の成績が
学年でビリだったそうです。

それを聞いたまわりの人たちは
『夢があるな~』
と笑っていた。

成績優秀な人が大きな
実績を上げるよりも、
そうじゃない人が何かを
成し遂げた時の方がインパクトは大きいし、
人に感動や元気や一歩踏み出す勇気を与える。

だからと言って、
学校に行かない方がいい、
いじめられた方がいい、
勉強しない方がいいと
言っているわけではない笑

『弱点や欠点』は必ずしも、
『良くないモノ』ではない。
場面や時代の変化によっても大きく変わる。
過去の失敗や苦い思い出は
時間の経過と共に
その人の魅力を高める要素や
武器になる事もある。

『人は、弱点や欠点によって助けられる』
『誰しも一生の間に必ず、
 自分の欠点に感謝する時がくる』
『自分の弱点や欠点に感謝せよ』

エマソンの言っている事が
なんとなく分かります。

出来ればエマソンと一緒に
ビールでも飲みながら
語り合いたかったですね。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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