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コロナで来店に苦しんでいる店舗ビジネスがこの時期を「創造的休暇」にする方法

都市部だけでなく、全国に非常事態宣言が発令されてから2週間ほどが経ちましたね。

家で自粛する人が多くなり、店舗ビジネスをやっているところは軒並み売上がダウンしているのが現状。

助成金や借入制度で政府はなんとか支援しようとしますが、一時のキャッシュフローに耐えれても、この先、いつ売上が回復するか分からないため、不安になっている経営者は多いですね。

飲食店ではテイクアウトやデリバリーを始めるところが多いですが、急に対応しているため、告知なんかも上手くいってないところが多いなぁという印象です。

また、近所の居酒屋がテイクアウトでお昼の弁当を始めたので、買いに行ったのですが、客数が読めないのか、お米が炊けていないから、時間がかかってしまいますと言われてしまいました。

僕は時間に余裕があったので、待ちましたが、慣れない営業形態でビジネスチャンスをロスしていそうな印象がありましたね。

ただでさえ、弁当は利益が出ないという話ですから、食材のロスと売上の機会損失をなくしていけるように営業を続けてほしいですね。

今は、夜の売上が見込めないから、苦肉の策で弁当販売を行っていると思うのですが、しっかり昼の時間にも利益を出すことができるようになれば、今後、新しい利益の柱が生まれるわけですから。

食は生活に必要な3大要素ですから、こうやって売上を立てることができるでしょう。

しかし、もっと打撃を受けていそうなのは、美容室や理容院といったところ。

自宅でいる時間が増えれば、ムリしてオシャレする必要もないし、髪を切っている間は長時間、密着することになるので、休業しているお店も多いです。

僕が行きつけにしていたところも非常事態宣言が発令されて、すぐに休業に入りましたしね。

ただ、髪は必ず伸びるので、コロナちゃんが落ち着いたら、みんな髪を切りに行くのは間違いないでしょう。

そこで、ここの美容室なんかは、こんな取り組みをしています。

前売りチケットを販売しておいて、そのチケットがあれば、いつでも来店して良いよ、という方法です。

これなら、お店を開けずとも、売上は上がるので、当面のキャッシュフローは回りそうですね。

飲食店でも同じような取り組みがされていて「さきめし」と言うらしいです。

Yahooニュースのコメント欄を見ると、

「お金払って、潰れたらどうすんだ!」

って批判的な声が多いけど、受けるサービスの対価としてお金を払うという感覚ではなく、行きつけの店が潰れないで欲しい!という応援料のような感覚で払えばいいのになぁと思ってしまう。

ここにも書いてあるように「ごちそうさま」を先払いすることによって、みんなで支えていくイメージ。

で、そんなさきめしのマッチングサイトのようなものもできているから、今、苦しい飲食店なんかはぜひ、利用したらどうかな?

って思います。


リンゴが木から落ちる様子をみて、万有引力の法則の発見したアイザック・ニュートン。

実は、万有引力の法則が発見されたのは、今と同じような疫病が流行ったことがきっかけ。

当時、ヨーロッパではペストが流行っていて、ニュートンが通っていたロンドンの大学も感染拡大を防ぐため2年間の休校。

ニュートンは、実家に帰り、その期間を過ごしていました。

で、庭で木から落ちるりんごを見て、引力の存在にたどり着いたのがこの頃。

のちに、ニュートンは、この期間を「創造的休暇」と呼んだそうですが、ピンチと思うときには、必ずチャンスが潜んでいる。

コロナウイルスで大きく働き方や生き方が変わらざるを得なくなりました。

でも、悪いことばかりに目を向けないで、この時期を未来を創造する時間にしていきましょう。

では!


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冬野真司
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