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オンラインビジネスの教科書vol.4

本日は、『オンラインビジネスの教科書vol.4』をお届けします。

vol.1からvol.3はこちらをご覧ください。

vol.3ではオンラインビジネス作りで大切な3つのステップのうち2つまでをお伝えしました。

ですので、vol.4では最後のステップである集客についてお話したいと思います。

前回、お伝えしたマーケティングフローができて、ある程度、「売れる」という見込みがあるのであれば、広告を使った集客を実践しても良いでしょう。

よく「広告経由で集めたリストにはモノが売れない」なんて言葉を聞きますが、そんなことはありません。

確かにSNSとかYoutube、ブログ経由で来たお客さんの方が濃いお客さんになる可能性が高いです。

しかし、フロントエンド商品を販売するのに、こういった情報発信から集まった人であろうと広告経由で集まった人であろうと成約率はさほど変わりません。

フロントエンドを買ってくれた人に対してどう接していくか?で濃いファンは作れますので、有料集客だろうと無料集客だろうと集めるという段階では気にしなくていいでしょう。

むしろ、紹介報酬などを支払って集めたリストに対しては、紹介者から

「◯◯さんはこんな人で〜」

とか

「この商品はココが良くて〜」

みたいなティーアップがあるため、紹介者の信頼が譲渡されて濃いファンになりやすいです。

ですので、積極的に有料集客は使っていきましょう。

基本的には、

有料集客→お金をかけて時間をかけない

無料集客→時間をかけてお金をかけない

という考え方。

この世の中で最も貴重な資源はお金ではなく、時間です。

お金はあとで取り返すことができますが、時間は取り返すことができませんからね。

そのため、かけた広告費に対してリターンをしっかり見込めるならお金をかけるべきです。

また、リターンを見込めなくても投資できるお金があるなら、マーケティングフローが機能するのか?

をテストするためにもお金をかけた方がいいでしょう。

マーケティングフローが機能するなら無料集客にも力を入れれば入れるだけ売上が立ちます。

しかし、機能しないなら、無料集客にかけた時間がムダになる可能性がありますから。

で、集客を始めた当初は集まってくるお客さんの数は少ないでしょう。

そして、この時期にやりがちな間違いが「単価を低くしてしまうこと」。

しかし、集客数が少ないときこそ、単価は上げましょう。

というのも、集客数が少ないのに単価が低いと売上の絶対値も低くなってしまいます。

10人しかお客さんがいないのに、3,000円の商品を売っていれば、売上は3万円しかないわけです。

でも、10人のお客さんに30万円の商品を売っていれば、300万円の売上。

これだけあれば、一人で生活していくなら、十分な金額ですよね。

特に、オンラインサロンのような月額制のサービスを考えているなら、気をつけましょう。

オンラインサロンのようなビジネスモデルはお客さんが一人であろうと、1万人であろうとやることに変わりはありません。

しかし、売上は1万倍変わるわけです。

そのため、人が集められるようになった段階で低額の月額制サービスをやるのはいいですが、集客を始めたてのうちは少ないお客さんに高単価の商品を販売することを意識しましょう。

これだけでキャッシュフローが劇的によくなりますから。

とはいえ、SNSを始めとする無料集客も欠かすことはできません。

というのも、これからの時代、

「何を買うか?」よりも「誰から買うか?」

が大事になってきます。

有料集客である広告では「何」を伝えることはできても、「誰が」を伝えることは難しい。

でも、SNSなどで発信し続けていれば、「誰が」が理解されやすいのです。

広告を使うことを前提としていたDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)だから、反応を取るために強いコピーなり、他とどう違うのか?を明確にするためUSPが必要とされていました。

しかし、正直、強いコピーやUSPを全面に打ち出した広告にはもう飽きていませんか?

「何」ではなく「誰」から買う時代には強いコピーは必要ありません。

なので、AIDMAの法則とかのセールスレターのテンプレートも通用しにくくなってきていますね。

また、USP(Unique Selling Proposition)ではなく、これからはMSP(Me Selling Proposition)がより注目を集めるでしょう。

MSPの概念については話すと長くなるので、また、別の機会に話ますね。

では!

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冬野真司
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