誇り高き、緑と青の勇者たちへ。
2022年10月29日、僕は生まれて初めて、ゴール裏でのサッカー観戦を経験した。お邪魔したのは、ライター人生のなかで最も取材回数が多い湘南ベルマーレの、情熱的なサポーターが陣取るゴール裏だ。
ベルマーレの広報担当、遠藤さちえさんが執筆されたコラムのこの一文に、同クラブのアイデンティティーが集約されているように感じる。僕が10月29日のサガン鳥栖戦(J1リーグ第33節)で目の当たりにしたのは、全身全霊でベルマーレの応援を“たのしむ”、誇り高きサポーターだった。
たとえ負けが