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OPEN FUTURE ~兆し~

1.あえて真っ先に経験をする

 世の中、令和3年度の経済産業省追加補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」によって、第二期EVブームが起きています。  
 振り返れば、第一期EVブームの火付け役となった 三菱自動車i-MiEV を岩手県内第一号車として2009年11月4日に導入開始となった弊社の設備投入意識改革は、『取引先新聞社事業の駅伝先導車として使ってもらいたい!その宣伝効果によって新聞業界の再生紙使用の現状や先進的環境意識を訴えて新聞業界の価値を再構築するのだ!』という先代の熱い志があったからでした。くしくも、このBEV車導入を見ること無く、納車4か月前に先代は逝ってしまいました。
 先代の志を受け継いできた今、弊社第二期EVブームの先駆けとして第一期初代BEV車「i-MiEV」「minicab-MiEVの車両入れ替え後継車として第二期BEV車「TOYOTA C+podを導入しました。
 早朝業務の新聞販売店ならではのメリットである静粛性やニュース度だけが理由ではなく、まだ社会に多く普及していない中で、経験して得られる問題や不具合さと共に変わらないことより変わることの楽しさや意識改革するキッカケを私たち一人ひとりが示せることの方が金銭的メリットより大切と考えます。
 未来への兆しとなるべく先代の命日7月4日を前にnote6回目を記します。

2.「知らない」と「嫌い」は近い感情にある

 県内業界関係者の知識の少なさややってもいないくせにアンチ派を今でも悲しく思います。知識武装できていないから決定権者のデータ無き不毛な会議での決定事項に迎合してしまったり根拠あるデータと経験からの意見発信者を排除しようとするアンチ行動の継続が今日の斜陽をつくりました。
 そしてクリーンエネルギー補助金がある今も、「EV車ばかり作って売っても電力供給は?夏の節電・冬の節電って言ってるじゃん」「肝心の充電インフラが不十分じゃん」という声も目耳にします。我が国がwithコロナといいつつ、感染者批判や職場クラスター企業批判やマスクマナー批判など魔女狩りにつながる文化を作ってしまったZEROコロナ政策での鎖国化のうちに、台頭中国はEVインフラ・EV車登録を急加速させ欧州勢を抜きテスラに継ぐEVシェアを手にしました。日本独自のCHAdeMO規格ゆえにBEV車もガラパゴス化し、世界から更に遅れをとる元先進国に成り下がるのではないかとも酷評される意見があるからこそ私たちは今自ら経験します。
 「知らない」で知識なく、本能(無意識)のまま行動していたら現代から未来へ生きるのはキツイです。罠がいっぱい仕掛けてある社会だから。その罠を避けて生き抜くために、先んじてBEV車10余年使用経験を活かして、更なる経験から知識を豊かにします。

3.「みんな病」の群衆に飲み込まれないために

 私が55歳を迎えたことを機に note を始めましたたが5回目を記したときに、これはある意味わたしの遺言でもあるのかなと思い始めました。
 当初は、4歳から関わってきた自分とは違う温室育ちの愚息等に、業界の変遷の事実を伝えて、私が逝ったあとの後継責任者として迫られる決断の判断材料の為にとカミングアウト的に記してきました。
 その温室育ちの愚息等と言いつつ就活中の長男から学ぶこともあります。

センスは知識からはじまる
 著者:水野 学 氏 発行所:朝日新聞出版
”センス”とは、特別な人に備わった才能ではない。それは、さまざまな知識を蓄積することにより「物事を最適化する能力」であり、誰もが等しく持っている。

Amazon Webサイトから引用

この新聞社出版の書籍を教えてくれたのは私が愚息と称する長男でした。世の中の「公平」と「平等」を履き違えて権利を主張したり「頑張りどころ」を間違えているのに気付かない「頑張ってる」主張が混在している「みんな病」の群衆に飲み込まれず、趣味の読書と共に知識を豊かにして息子等の未来の為に自身のセンスを磨き生業もコンサルティングと共に磨きます。

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