やる気問題を解決できたのは「バスタオルだけ」
僕んちは妻と小さな子どもが3人の5人家族です。
洗濯ものが多く、以前は干すのも大変でしたが、乾燥機付き洗濯機を導入してめちゃくちゃ楽になりました。
それでも洗濯ものを取り込んで片付ける作業はなくなりませんよね。
洗濯ものを片付けることには正直やる気は一切わきません。
そんなやる気もモチベも皆無なときでも行動するために意識しておきたいことをお伝えします。
山のように積まれた洗濯物
悲しい話ですが、うちでは、洗濯機から取り出した洗濯ものは、放置しても誰かがしてくれるわけでもなく、ほっとくと次に使うために洗濯機から取り出されてそのまま、部屋に山ができてしまいます。
試しに誰かやってくんねーかなとあえて放置してみたこともありますが、そうすると2回目、3回目の洗濯物が重なり、山の高さとすそ野が広がっていくように部屋の半分を埋める様になりました。
それを見るのも絶望、それをやるように促すのも、もうしんどい。
自分でやるのが、最も心にもいいなと思うようになりました。
やる気もモチベもゼロでも行動する方法
そんな状態でも洗濯ものは毎日出ます。
ここで、「とりあえずバスタオルだけでもしまうか」と手をつけることから始めるとほとんどの場合、全部片付けることができています。
これってなんにでも言えて、どんなにめんどくさくて、やる気も一切ないようなことでも、少しでいいから手をつけると自分の考えていた以上に行動ができるんですよね。
で、気がつくと終わらせられているってことがよくありませんか?
「作業興奮」という言葉もありますが、やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気が出るってことが脳科学的にも証明されています。
部屋の片付けもそうです。
おもちゃで散らかった部屋。
休み明けの朝なんて、絶望感から始まります。
気持ちよく朝活したいのに…
せっかく早起きして朝活をしようとしても、散らかった部屋を見るとやる気はだだ下がり。
前日の夜のうちに片付けるためにご褒美を用意したり、強めに言ったりしても、特に休みの日なんて子どもたちも遊び疲れているし、親側も、もーなんにもやりたくなーい状態なんでだいたいそのまま寝てしまいます。
こんな散らかった部屋で集中できないとあきらめて二度寝したくなる欲求と戦って、「このスペースだけでも」とちょっとだけやろうと片付けを始めると綺麗になっていくのが目に見えて楽しく感じてきます。
気がつけば全部できてしまうことも。
当然時間は使うんだけど、綺麗になったときの方が1日全体の気分もいいし、生産性は確実に上がる。
やる気もモチベも0の状態でも、少しでいいから手をつけると気がついたらやる気も出てくるもんです。
まぁほんとは子どもたちが片付けしやすい環境だったり、散らかさないように教育したりして散らからない仕組みや片付ける習慣づけが理想だけど。
それに期待して「いつか」を待つより、自分が動いて綺麗な状態を保ったり、片付けている姿を見せる方がうちはいいみたいです。
たまに手伝ってくれるときもあってそのときは心から嬉しいし、感謝もわかりやすく伝えられるますしね。
「少しでいいから手をつける」が最強
これは、なにか習慣にしたいことや続けたいことがあるときにこそ、非常に有効。
他にもやらなければならないけど、面倒くさいなーと思うことにも◎。
やる気があるときや調子がいいときはなんだってできます。
ガッツリ、いつも以上にできるかもしれません。
でも、本当に重要なのは、やる気もモチベも皆無だったり、調子が悪いときでも「少しでいいから手をつける」こと。
いろんな本や話を聞いて、やる気を上げる、モチベーションを高める工夫や施策を試してきましたが、その工夫や施策もやれないときもあるし、どうしても上がらないときもありました。
そんなときにこそ、スタートのハードルを下げて、やる。
5分、いや1分でいいから手をつけることでその後の自分がもっとやってくれるかもしれない。
そうじゃなくても少しでも「やった」「できた」ということで自分を認め、自信や自己肯定感にもつながります。
やる気を出したい、モチベーションを上げたい、というやる気問題に立ち向かうより先に「少しだけ手をつける」「ちょっとだけ始めてみる」をぜひ試してみてください!