【読書感想】久しぶりに小説読んだらドハマりしそうでヤバい・・・
小説の感想をnoteで書くのは初めてなので、できるだけネタバレしないように気をつけましたが、気になる方はスルーしてくださいね。
個人的には本でも映画でも、ネタバレしても楽しめる派(むしろ自分から知りに行く)なのですが・・・。
今回は、”『怪盗フラヌールの巡回』西尾維新”の感想をまとめました。
小説自体、ふだんはあまり読まないのですが、オーディオブック(Audible)で目に付いたので久しぶりに小説を読み(聴き)ました。
西尾維新さんの作品は、物語シリーズはアニメDVDでいくつか見たような気がします。(本当に見たか記憶が定かではありませんが・・・)
スロットで稼いだときによくお世話になっていたので、もしかするとアニメも見ていないかもしれません💦
独特の世界観と個性的な登場人物の印象が強かったので、おもしろそうだなーと軽い気持ちで選びました。
Kindle Unlimitedのような読み放題やAudibleのような聴き放題だと、いつも読まないような本、手に取らないようなジャンルの本もためしで世界が広げられるんでいいですよね。
あらすじ
感想
内容の感想の前に小説を聴くということについての感想をば。
おそらく読む方が早い。
2倍速で聴きましたがそれでも、僕の場合は本で読む方が早いです。
だから、必要以上に時間がかかっている感がずっとありました。
せっかくの特徴的な名前があまりピンとこなかった。
これも個人差があるかもしれませんが、文字で見たほうがイメージがしやすく混同しにくくなりそうだと思いました。
全編聴いた後で感想を書くために登場人物などを文字で見たときのほうが覚えやすかったです。(僕は人の名前も文字で覚えるタイプかも)
ナレーションの力は偉大
ナレーター 土岐隼一さんの登場人物の表現がとてもしっくりきていて聴きやすかったです。
2倍速で聴いていたので、標準速は分かりませんが、リズムやテンポがよくずっと聴いていられました。
ナレーションが違っていたら印象も変わりそうです。
では、本の感想を。
「ぼく(道足)」はどうなっていくのか?
「ぼく(道足)」が返却怪盗として、そして人間としてどうなっていくのか?
そんな続きが楽しみになりました。
怪盗ミステリーとありますが、犯人や動機、トリックなどよりも登場人物の内面の変化(成長?)が面白くて気になりました。
やりすぎ、いきすぎな登場人物の思考と行動
個性的な登場人物が西尾維新さんの作品の特徴なのかなと思いつつ、その個性も僕たちにも少なからずある資質。
誇大的な表現をすることで、新しい、今まで気づかなかった自分(読者)の感情や思考、思いに出会えるんじゃないかと思います。
僕の場合は、ひねくれているというか素直ではない性質に気づきました。
認めてほしい、わかって欲しいと思っても伝えようとはしていませんでした。
なんでもかんでも認めて!わかって!というのはただのウザくて面倒くさい子どもみたいなので、人間関係上極めて問題があると思いますが、まったく伝えないと誰もわかるはずないな、と。
感情や思いを伝える、外に出すことはやっぱり必要なことで、そのようなアウトプットをしないと自分も変わらないし、変えられない。
というわけで、これからもこんな読書感想のようにアウトプットを重視していきます。
続きを早く読みたい
続編は『怪人デスマーチの退転』でもう出版されています。
(2023年6月現在)
しかし、Audibleでの続編が聴けるのは、”2023年12月8日”・・・。
待てない。
さてどうする。
買うしかない。
買おう。
というわけで、近いうちに続編の感想も用意します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ネタバレ感想も書きたくなった
ネタバレに一切気を遣わず思ったこと全開の感想裏Ver.も近いうちにまとめる予定です。
個人の感想なので、単なる否定をしたいだけの人には見せたくないのもあり、有料にする予定。